2017中学入試動向(38) 立教女学院 国際教育グループの活躍
☆11/12(土)・13(日)に実施された第10回全日本高校模擬国連大会に、立教女学院「国際教育グループ」(SMIS:St. Margaret’s International Society)の高校1年生2名が出場。全国から応募した202チームの中から書類選考課題で選ばれた86チームが、「国際安全保障の文脈における情報及び電気通信分野の進歩」を議題に、2会場に分かれて熱い議論を繰り広げた。
☆全日本高校模擬国連大会は、2007年から始まり2016年で節目となる10回目を迎えている。国際連合及び国際関係に関する研究と国際問題の正確な理解又その解決策の探求を促進することを目的にしている。
☆そして、豊かな国際感覚と社会性を有し未来の国際社会に指導的立場から大いに貢献できる人材を育成し輩出たいと考えているようだ。
☆実際、参加した同校の生徒の感想を読んでも、なるほどその通りだなと思える箇所がいくつもある。
☆たとえば、「書類課題も骨が折れる内容ばかりで、本大会出場が決定した時は、生まれてから一番嬉しかったといっても過言ではありませんでした」という言葉から、立教女学院でも相当骨太のテーマについて論文を書く機会があるのに、それ以上のテーマが投げかけられるというのは、よほど世界の重要な問題に直面させられる機会となっているということだろう。
☆そして、そのような機会を得たことに大いに喜びを感じているというところに、すでに国際社会に貢献できる人材になる可能性が見え隠れしている。
☆詳細は、同校サイトを読んでいただきたいが、このレベルの学校の生徒が脳みそで相当汗をかくような諸問題に遭遇し、その解決のために他国と交渉するというシミュレーションではあるが、すさまじい事態の渦の中に投げ込まれるのである。
☆立教女学院の教育は良質であることはわかっているが、立教女学院の生徒の資質みたいなものが、このサイトにはあふれている。受験生のみなさんには、立教女学院で何ができるのか、想いを馳せるすてきなページである。ぜひご覧いただきたい。
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