2017中学入試動向(42) 上野学園 STEAM教育へ!
☆そして圧巻だったのは、私のスピーチ終了直後の、同学園高2のAさんのピアノ演奏。チャイコフスキーの静と動のダイナミックな曲に会場は息を飲んだ。
☆少し立ち話ができたが、上野学園の環境が充実していること、先生方の指導の質の良さ、そしてもちろん自分の音楽観について歌うように話してくれた。何せ、ピアノとは、彼女にとって歌うことと同じだというのだから、感動した。
☆しかしながら、上野学園中高は音楽学校ではない。アインシュタインをはじめとする科学者が音楽や演奏が好きだったように、音楽を発想のベースに理数教育にも力をいれている。
☆つまり、近未来のAI社会にあって、人間がAIに統制されるのではなく、人間がAIをマネジメントする立場を維持するためには、クリエイティブな理数教育が必要だといわれているが、まさにその象徴であるSTEAM教育を上野学園は着々と確立しようとしている。
☆学校側の説明セックションの最後では、同学園実施の適性検査の内容についても説明があったが、具体的な考え方や解き方まで、丁寧な解説だったた。
☆知識を創造的に活用する思考力が要求されていることがよくわかった。創造的問題解決はアートの得意とする能力。その能力をベースに生徒1人ひとりの才能を活かした進路を、いっしょに開く先生方の姿がそこにはあった。
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