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2017中学入試動向(49)公立中高一貫模試のデータ

11月23日に実施された首都圏模試センターの「公立中高一貫模試」の志望者数(度数分布)データが公開された。

☆今回の模試における首都圏公立中高一貫校の志望者総数を抽出すると4773人となった。実際の公立中高一貫校受検者の26.5%の生徒が参加したことになる。

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☆茨城では並木が、千葉では東葛飾が、東京では白鴎、桜修館、小石川が人気。もっとも、白鴎、桜修館は女子に人気で、小石川では男子に人気という違いが明確だったのがおもしろい。

☆というよりも、東京の公立中高一貫校は、むしろ女子に人気で、小石川が例外なのかもしれない。

☆横浜サイエンスフロンティアは、定員が少ないから、志望者数は目立たないが、その志望者の平均偏差は高い。そして、男子志望者数は、女子志望者数の2倍というかなり偏った傾向。

☆グローバルとかアクティブラーニングが強調されると女子の人気が高くなり、サイエンスとなると男子に人気ということなのかもしれない。小石川もサイエンスにも力を入れている。どうやら、まだまだジェンダーギャップが先進諸国の中でもありすぎるから、その影響もあるのかもしれない。

☆また、データを眺めていて、適性検査型入試や総合型入試を行っている学校と公立中高一貫校の併願は当然多くなるが、思考力入試の学校との併願はそれほど多いとは言えない。

☆学校説明会同時開催の思考力入試対策講座には多くの生徒が参加するのに、今回の模試では、その生徒たちが参加していないということだろう。

☆両者の違いを感覚的になのか分析的になのかはわからないが、察知しているところが実に興味深い。しかしながら、思考力入試のB2思考力トレーニングは、適性検査のスコアをアップさせるのに、そこまでの分析ができていないのはもったいない。

☆いずれにしても、学校選択において、入試問題の分析は、重要であるということでもあろう。当然ではあるが、改めて感じた。

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