2017中学入試動向(50)学校分類と思考コード
☆11月27日の首都圏模試主催「最難関模試」の判定校を4つに分類した。その分類方法については、本ブログ「11月27日に向けて準備をしていて思うこと~学校選択分類コードの必要性」を参照していただくとして、ここでは、思考コード表を示しておく。
☆12月4日の保護者会では、この分類方法をすべての学校に適応してみる。
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☆11月27日の首都圏模試主催「最難関模試」の判定校を4つに分類した。その分類方法については、本ブログ「11月27日に向けて準備をしていて思うこと~学校選択分類コードの必要性」を参照していただくとして、ここでは、思考コード表を示しておく。
☆12月4日の保護者会では、この分類方法をすべての学校に適応してみる。
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☆このタイトルは、ちょっと硬いかなあ。システム思考だけでもなくデザイン思考だけでもなく哲学だけでもなく心理学だけでもなく、エンジニアリングもこれらといっしょになるから、やはり創り出すことは欠かせない。
(忘却のかなたを呼び覚ますコンテンポラリーアート)
☆そんなわけで、未来を創る思考者のチームを組織しようと思っています。組織といってももちろん、統括型の組織ではなく、1つの株式会社でもなく、異業種連携の組織。その組織形態は、今まであるようで実は意外と少ないかもしれません。NPOでも財団でもなく、めいめいが税金を支払う個人もしくは組織を経営していて、協力に応じて公平に分配する組織です。強欲資本主義からクリエイティブ資本主義への移行の流れを加速したいと思っているわけです。
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☆11月23日に実施された首都圏模試センターの「公立中高一貫模試」の志望者数(度数分布)データが公開された。
☆今回の模試における首都圏公立中高一貫校の志望者総数を抽出すると4773人となった。実際の公立中高一貫校受検者の26.5%の生徒が参加したことになる。
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☆昨夜、高田馬場の「個別指導塾WAYS」と「進学塾メイツ」を訪ねた。両方とも株式会社メイツが経営する。エレベーターの入り口があくと、代表取締役の遠藤尚範氏と副社長COOの伊藤史弥氏が笑顔でようこそと。若き経営者の自然体のホスピタリティがすぐに身に染みた。
☆訪ねてみたいと思ったきかっけは、今月7日、御茶ノ水ソラシティ で行われた「私塾界リーダーズフォーラム 教育ICTカンファレンス」のパネラー遠藤氏の話を聞いて、21世紀型教育3.0の大きなヒントがあると予感したからだ。
☆結論から言うと、大いに的中。
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☆11月20日、かえつ有明で「難関アクティブラーニング入試」体験講座が行われた。同校は「思考力入試」の草分け。それゆえ、一般の思考力入試も行いつつ、昨年東大法学部の推薦入試に先駆けてディスカッション型思考力入試という進化系を実施。
(金井先生の共感的コミュニケーションが同僚に伝播し、アクティブラーニングの輪が広まった。アクティブラーニング入試というネーミングはその勢いを象徴)
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☆本日11月23日、かえつ有明は中学の帰国生入試を行う。いよいよ東京の中学入試のプレスタート。同校の帰国生入試の応募者総数は、例年首都圏ナンバーワン。今年もすでに多くの応募者があると聞き及ぶ。
☆なぜ人気があるか?東大に合格しているからか?それももちろんあるだろうけれど、同校OB東大進学者が語るところによると、同校の帰国生に対する授業環境がインターナショナル以上であるからだ。
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☆11月27日最難関模試(首都圏模試センター主催)の保護者会に向けて準備をしながら、やはり学校選択分類コードがどうしても必要になると思った。首都圏模試センターでは、思考コードは創出しているが、学校選択のための分類コードまでは制作していない。いったいなぜだろう。そう思いながらスピーチの組み立てを考えていたら、判定校が41校であるのだから、思考コードで分けてみるとどうなるかやってみた。
(首都圏模試センターの分類。これによると、思考力入試を行う学校は「新革新主義」ということになる。工学院や聖学院、富士見丘、東京女子学園のこの思考力入試の範囲は、カリキュラムポリシーや理念にも重なる。三田国際の一般入試問題に30%埋め込まれている思考力型問題も実はこの範囲。同校が新革新主義であることはすぐに推察できるが)
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☆トランプ・安倍会談あるいは安倍・トランプ階段が本日あったわけだが、民主主義とは合意形成の破たんと修正のアンビバレンツな過程であることを見事に象徴した出来事。EU離脱もそうだが、互いの利益の闘争でもある。いつまでたっても解決がつかない。いわゆる二律背反。
☆結局は1人の偉大なリーダーがでて、彼の言うことを尊重しようという状況にならない限り、無理なのか。そのような諦念に到らざるを得ないような選挙結果が世界各国で姿を見せているも否定できない。なぜ、そうなのか?まさかそんな根源的な問いを中学入試で問う女子校があるとはさすがに驚愕。まずは今年の鴎友学園女子の社会の入試問題(第1回)最後の2つの問題を見てほしい。
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☆11/12(土)・13(日)に実施された第10回全日本高校模擬国連大会に、立教女学院「国際教育グループ」(SMIS:St. Margaret’s International Society)の高校1年生2名が出場。全国から応募した202チームの中から書類選考課題で選ばれた86チームが、「国際安全保障の文脈における情報及び電気通信分野の進歩」を議題に、2会場に分かれて熱い議論を繰り広げた。
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☆順天はスーパーグローバルハイスクール(SGH)認定校となって3年目を迎え、学内外にその教育の効果が広がっていることについては、すでに本ブログでご紹介した。
☆今回21世紀型教育機構のパートナーの1人福原将之氏(株式会社FlipSilverlining代表)が、順天のICT教育について取材した。
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☆品川女子学院は、11月の首都模試「統一合判」の志望者総数前年対比は103%。人気は堅調といったところか。漆校長とはセミナーやシンポジウムですれ違うことがある。教育改革派のお立場で、キーワードは、STEAMとか21世紀型スキルとかアクティブラーニングとかSGHとか私と共通するものがいっぱいある。なるほど人気があるのは当然だ。
☆しかし、こんなに共感を感じない方も珍しいとずっと違和感をもっていた。もちろん漆校長の方もそうだろう。というよりも、NO LOGOの私のことはどうでもよいだろう。
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☆21世紀型教育改革を行っているアサンプション国際は、2017年度入試において小学校はブレイク、中高も説明会に集まっている数は健闘しているという話だ。
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☆本日12日(土)、三田国際は中学校説明会を行っている。この時期の三田国際の説明会は、日本の中高一貫校の説明会の中でも最強。その理由は、一年を通じてあらゆる教育活動の総決算のときであり、同校の最新の教育進化情報を収集できるからである。
☆また、入試傾向説明会や個別相談なども催されているから、実はカリキュラムポリシーやディプロマポリシーも知ることができるのである。要するに三田国際のダントツ新名門校の教育を丸ごと体験できるのである。
(今回の説明会は、初めて参加される保護者・受験生と入試傾向説明会に参加される保護者・受験生、個別相談に参加されるる保護者・受験生がそれぞれ分かれているにもかかわらず、上記写真のように、ははじめて参加される方のための会場もいっぱいになった。しかもこのサイクルが今日だけで3サイクル回されるのであるから驚愕!)
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☆首都圏模試センター「統一合判」(11月3日実施)の志望者数データによると、志望者数(複数回入試校は総数)の前年対比100%を超えた女子志望校は以下の通り(五十音順)。
☆関東学院の躍進は興味深い。新入試を行っているわけではないが、サイトの授業風景(小さくてよくみえないが)から察すると、アクティブラーニング型はすでに行っている。でも積極的に宣伝しているわけではない。大学合格実績も伸びているが、ここを前面にだすわけでもない。
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☆首都圏模試センター「統一合判」(11月3日実施)の志望者数データによると、志望者数(複数回入試校は総数)の前年対比100%を超えた男子志望校は以下の通り(五十音順)。
☆八王子エリアが盛り上がっているかもしれない。穎明館、工学院、八王子学園八王子、明大中野八王子が前年対比増。保守派、改革派、修正派の競争の動向が興味深い。
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☆11月の首都圏模試センター「統一合判」の志望登録数のデータによると、志望者総数の前年対比は137%。1回目だけだと149%。2017年中学入試注目校であるから、当然であるが、共学校でなく男子校でこれだけ集めるというのは、市場の期待が相当高いといえる。2017年度の生徒募集総数は1700人を超えるのではないだろうか。
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☆米国大統領選挙でトランプが勝利した。「分断」の意味を問う動きが急に表に出てきた。すでにニュースで多くの識者が論じているから、詳細はそちらに任せることにして、ざっくりこの流れが何を意味するかについて言うと、近大市民革命の集大成の時がきたということだ。
(自由の女神像の制作者バルトルディの生誕地コルマールの風景)
☆つまりどういうことかというと、近代国家誕生の契機をつくった市民革命がグローバル化するということだ。
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☆ケヴィン・ケリーの「<インターネット>の次に来るもの」(2016年NHK出版)は、壮大な未来の予感を語っている。21世紀を3000年紀の「はじまり」であると捉えているのだ。
☆インターネットやAIの次の世界を1000年単位でイメージしている。10世紀、20世紀、30世紀というスパンで考えるのは自然であり、21世紀が30世紀の始まりとするのも、感覚的にも一見自然ではある。
☆10世紀代から20世紀代は、たしかにコペルニクス的転回という画期的パラダイム転換があった。そして農耕経済から資本主義経済への大きな転回が起こった。
☆ではいったいどんな画期的な次なるパラダイム転換が起こるというのだろう。そして、そこに到るまでは、過去のパラダイム転換の時に起きた流血の葛藤を幾重も超えなければならないのだろうか。
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☆来春中学入試に向け、注目校が100校強あるが、その中で「大変化校」がある。「大変化校」とは、大変化していることが一般にわかっていたら「大変化」とは言わないのだということを知っているだろうか。
☆大きいものは、近くにいるとその大きさについて気づかないものだ。遠く離れたときにはじめてその大きさに気づく。しかし、そのときはあまりに遠すぎてもうそこに立ち戻ることができない。チャンスを逃すもゲットするも、存在の大きさをキャッチできる高感度なセンサーがカギ。
(八雲学園で毎年行われるイングリッシュ・ファン・フェア。外国人のゲストが80人くらい訪れて、文化の違いについて中学生と対話するイベント。しかし、ここ3年、質が大きく変わってきている。しかし、毎年行われているから、学内でもその変化に気づかないほど。)
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☆11月3日(木祝日)、和洋九段女子で第1回「新入試体験 私立中学コラボフェスタ」が開催された。主催は首都圏模試センター。中には了見の狭い業界人もいて、反発するが、それは世の常。
☆首都圏模試センターは、中学受験業界の新たな市場創出によって、業界全体の経済が豊かになり、それが実は日本経済復活の人材を輩出する拠点になるというところまで見通している。
☆同センターの取締役の北氏及び山下氏を応援することが、業界にとってプラスになるのに、動き出さない大手業界は本気で経済を考えているのか?とときどき不思議に思う。まさか自分のところだけ利益があがればよいと思っているのではあるまいな。そんなことをしたら、やがて自分の首を絞めるようなものであるのだから、そんなことはあるまいと。
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☆教育は、時代の影響を受けるし、また時代を先取りする領域。時代が上手く回転しているときは、その時代を維持するための教育が熟する。しかし、現在のように、なかなか脱デフレができず、特に日本のように少子高齢化が進むと、時代が次の仕組みを考えようとする。
(時代の欲するC1英語、アクティブラーニング、ICT教育、リベラルアーツの現代化などの要素を見ていくと、学校の分類分けができ、そこを志望する人数を推計していくと、ざっくり上記のように、首都圏私立中高一貫校の分類分けができる)
☆今はまさにそういう局面であるから、今度は新しい教育が、新しい技術を生み出す人材輩出のために乗り出す。時代は、未来を創る人材を欲する。そういう時代だからこそ、その人材輩出に最も近い私立中高一貫校も変わらざるを得ない。
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☆順天高等学校のSGH活動の一環として、11月1日(火)~11月8日(火)までのうちの6日間(1日、2日、3日、4日、7日、8日)は、「Global Week」。
☆この期間は、平日の5日間は平常授業を午後2時で打ち切り、国内外の大学の研究者や大学院生、大学生、企業や団体の職員と、順天高校(一部中3生)、教職員がともに、正解のないグローバルな問題について学びあう。
☆講義あり、ワークショップありで、午後2時30分から4時までは、大学の授業さながら。また、11月3日(木・祝)には、会場を千葉県の麗澤大学に移して、ミクロネシア諸島から招かれた学生や、多数の大学生とともに、太平洋を舞台に学ぶ。
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☆2016年10月31日(月)、大妻中野は、シンガポール会場で行った海外帰国生入試の合格発表を終えた。
☆シンガポールでの説明会を3年間開催してきたが、海外会場の入試は初めて。また新たなトライを決めた。出願も想定を少し超えた。まずは成功だった。
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☆この時期保護者会の記事のアクセスが多くなるが、そんな中で「城北」の新しい動きに注目が集まっている。2017年の中学入試改革の新たなトピックとなる可能性大。
1:10・10首都圏模試センター保護者会レジュメ(7)
2:2017中学入試動向(15) 10月首都模試 女子志望者動向
3:2017中学入試動向(14) 10月首都模試 男子志望者動向
4:新たな動き【14】 横浜女学院のポテンシャル
5:2017中学入試動向(03)城北 創立75周年を迎え、大変化
6:10・10首都圏模試センター保護者会レジュメ(2)
7:10・10首都圏模試センター保護者会レジュメ(1)
8:公開 10・10首都圏模試センター保護者会レジュメ(4)
9:2015中学受験生のために【059】 三田国際学園の競合校
10:かえつ有明 柔らかい覚悟始まる
(子どもの未来を救う東京女子学園の先生方。政治経済や科学革命など見識溢れる若い教師陣が、今まで表にでてこなかった。東京女子学園の隠された教師陣プロフィールが今明かされる。東京女子学園の大変化は、この教師陣がブレイクスルーできる環境を先輩教師が創ろうとしているから起こるのだろう。すばらしき同僚性ではないか。)
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