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2017中学入試動向(55) 大妻中野 超革新主義の学校

☆12月4日(日)、大妻中野で首都圏模試主催「統一合判」が行われ、保護者会も同時開催。自分のスピーチを終えた後、大妻中野の宮澤校長のスピーチに耳を傾けながら、同校資料を見入っていた。

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☆感動的だったのは、ビジョンと教育現場がつながっているということだ。宮澤校長は、ビジョンや理念を語っているだけでは教育ではない。足元の教育の中で世界を見つめ、未来を描くことも重要なのだと。

☆それと共に、世界の70億人の心をつなぎ、人類の幸せのために貢献できる人、それがグローバルリーダーなのであると語る。

☆そのために、グローバルリーダーズコースを立ち上げている。

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☆しかし、おもしろいのは、アドバンストコース、コアコースでもグローバルリーダーは育成できる学びの環境、プログラムができているということだ。

☆というのは、コースに関わらず、中3高1の外国語で、Critical Thinking、Creative Writingという≪higher order thinking≫をしっかり学ぶカリキュラムができているからだ。またリベラルアーツもすべてのコースで行われる。

☆いったいコースの違いは何なのか?それはグローバルリーダーズコースはフランス語が必修だということと進路先がやはり海外の大学まで射程に入れられているというところだろう。

☆それから、グローバルリーダーズコースの英語力は最終的にC1レベルをめざし、それ以外のコースはB2を目指す。B2のレベルというのは、国内大学では、大学入試の英語が免除されてもよいほどのスコア。

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☆これは凄いことだ。この凄さにまだまだ保護者は気づいていない。諸橋先生は、入試要項の話をする前に、少し大妻中野の受験市場における位置づけを語った。その中で、豊島岡女子と吉祥女子の話題がでてきた。

☆そこで、ハタと気づいたのである。大妻中野の戦略は英語力と≪higher order thinking≫で国公立大学、早慶上智の数で一気に豊島岡女子と吉祥女子を追い抜こうということなのだと。

☆しかも、たんなる大学受験勉強という20世紀型教育ではなく、リベラルアーツをベースにしたSTEAM教育もやってのけようというアクロバティックな超革新主義的戦略なのである。

☆つまり、その先は先述の女子校2校の話どころではないということなのだろう。

☆「勝負」はやはり世界なのである。まずは世界はグローバルリーダーズコースで、国内は2つのコースでしっかりおさえ、やがては、すべてのクラスをグローバルリーダーズコースに統合できるようにしていこうというのではないだろうか。

☆宮澤校長の多様で多角的な話は、そこへ昇華していく布石だったのではあるまいか。

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