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21世紀型教育の進路指導

☆21世紀型教育なんてやっていると、大学合格実績は出るんですかねという愚かな決定論的な質問がでるものだが、大学合格実績がでない21世紀型教育は21世紀型教育ではないから安心して欲しい。

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☆2020年大学入試改革はうまくいきそうにありませんね、というだから何だというような質問も最近よく聞く。文科省がやろうがやるまいが、今ここで未来を創ろうとしている子ども(子ども中心主義では全くない。人間として子どもたちの未来を考えるのは当然なのだ)にとって、大学も中等教育も変わらざるを得ない。

☆変えない変われない、なんでもよいが、先に進みたい人々の足をひっぱるのだけはやめて欲しいものである。

☆大学も中等教育も、現実には学歴塾歴社会で生きている。世界大学ランキング入りしている大学だって教育のヘゲモニーや階級構造が背景にあったりする。

☆その中で、変わろうとする中高や大学がある。それは、現実を鵜呑みにすることなく、現実に流されることに抗い、現実の一見解決不能な矛盾やアンビバレンツを感じ取り、それを受け入れ、あるいは引き受ける実存(=当事者意識をはっきりさせる人間存在とでも言おうか)として学生と共に立ち臨む知の拠点だ。

☆その気概をもって生成される知こそグローバル知として互いに越境できるパスポートである。そのパスポートを取得するアドバンテージの高い大学に進むことによって、自分のそして他者や世界の理想即実存を達成できる。

☆不確実で予想不能な未来としての現実ではあるが、それもまた人間が造り上げてきたものである。であれば、理想即実存の未来を創るのも人間である。私立中高一貫校の選択は、未来に翻弄されるか、未来を創るのか、どちらの道を選ぶのかということに通じるのである。

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