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2017年中学入試中間情報【04】 八雲学園 未来発見入試集まる!

★八雲学園の教育は総合力。したがって、今年、2科4科という学力入試以外に、教育コンセプトに基づいた「未来発見入試」を開設。1月21日現在、応募は96名。

★やはり、いつの間にか敷居が高くなって敬遠していた隠れ八雲ファンが戻り始めた。

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★もともと八雲学園は、ウェルカムの精神で、なんとか八雲に通いたいと強い意志をもって立ち臨んできた受験生を受け入れてきた。もちろん、試験をしないでということではない。

★八雲に行きたいという思いで、すべての入試を受け続け、最終的に合格できる生徒を。

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(首都圏模試センター倍率速報から)

★どういうことかというと、複数回入試の場合、受験をするたびにコツを身につけていくということが現実ある。スポーツの場合、ゲームを行うたびにスキルが向上することがあるのと同じだ。

★しかし、そうはいっても八雲学園の人気が高まった時、偏差値もあがり、さすがに七転び八起きというわけにもいかなくなった。ハードルが高くなり過ぎたのだ。

★2010年くらいまでは、その傾向が続いた。かつてのように八雲学園に入学したいと思って、努力しても手が届かない生徒は、隠れ八雲ファンとして存在することになった。

★そうなったとき、八雲学園の募集が停滞しはじめた。というのは、教育の質も大学合格実績もという複眼思考ができる受験生や親は当時は少なかった。教育の質か大学合格実績かどちらかというのが2013年まで続く中学入試の市場のニーズだった。

★だから、偏差値が高い受験生でなおかつ教育の質も両方見える生徒は、当時の八雲の層では少なかった。偏差値が高くなればなるほど、大学合格実績で学校を選ぶ傾向が高くなる。

★すると、八雲のように教育の総合力まで理解する受験生は限られることになる。学内ではこのパラドクスをどのように解消するのか、苦悩の日々が続いただろう。

★しかし、中学入試市場が徐々に新しいパラダイムを受け入れ始めた。したがって、今年から「未来発見入試」という国語、算数、英語から1つ選択して自己表現文を書く入試を思い切って開設した。市場のニーズに対応するのも私立学校だ。

★偏差値的には学力入試では歯が立たなくても、八雲で学びたいという思いから出発できる入試。もちろん、それでも選抜試験であるから、全員というわけにはいかないが、隠れ八雲ファンに大きな機会が到来したことは間違いない。

参考記事)

八雲学園 スペシャルグローバル教育(1)

八雲学園 グローバルリーダー養成WS 英語教育の一環

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