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2017年中学入試中間情報【01】 千葉エリア 盛り上がる

★首都圏中学入試が始まり、東京も出願が始まり、高校入試、大学入試も進行中。日本は受験列島になっているが、いずれもたんに受験生数の成長率でいえば、大きく右肩上がりというわけにはいかない。少子化の影響は免れない。

★そんな流れの中で、千葉エリアの中学受験は少し盛り上がった。21日現在の首都圏応募者数の前年対比の表を見ても、千葉エリアが活況を帯びているのがわかる。

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★全体でみると応募者数の成長率は低迷しているが、個別にみると集まっているところとそうでないところがでてくる。当然であるが、この個別に集まっているところが多いのが千葉エリアだ。20日から一般入試が始まり、本日22日が渋谷教育学園幕張の入試が行われるから、この3日間でほぼ千葉エリアの動向がみえてくる。

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★渋谷教育学園幕張、東邦大東邦は、もともと千葉を牽引している私立中高一貫校だが、その牽引校が勢いがよく、また市川はその分少しへこんだが、それでも横バイだろう。

★そして二松學舍柏が、すべての入試で増え、すべてではないが千葉日大一中や麗澤、昭和秀英などが善戦している。また、25日の昭和学院のアドバンスチャレンジも激増している。

★強い県立中高一貫校に対し、東邦大東邦も攻めながら守り始めたし、千葉エリアのトップ校と認知されている渋谷教育学園幕張が、先頭に立って、グローバル教育やSGHとして新しい教育のカタチを行っているため、多くの学校も後に続いている。

★神奈川のトップ校と認知されている学校がいずれも20世紀型教育に胡坐をかいているのと比較して、真逆の中学入試の盛り上がりである。

★千葉エリア同様、埼玉エリアもいよいよ栄東、開智がトップ校と認知され、両校が新しい教育のカタチを邁進しているために、今後が期待される。

★東京はまだ出願が始まったばかりで、全貌が見えないが、いわゆる男子御三家が21世紀型教育にモデルチェンジをすることはないが、20世紀型教育のパラダイムを保守することもないという普遍主義的な立場をとっているために、男子校はそこを境界線に、20世紀型と21世紀型と明快に色分けができ、切磋琢磨が生まれている。21世紀型教育の男子校といえば、海城、城北、聖学院。これらの学校を市場がいかに支持するのか気になるところである。

★東京エリアの女子校は、実は大きな物語で動いているわけではなく、それぞれにすてきな花を開花し、あまりに多様な様相を呈している。おそらく男子校や共学校と同じ視点で分析することは不可能かもしれない。

★東京の共学校は、ある意味千葉エリアと同じ盛り上がりになると想定するが、まだ集計中のところもあり、24日くらいに全容が見えてくるだろう。

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