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2017年中学入試中間情報【05】 渋谷教育幕張の入試問題

★今年も渋谷教育学園幕張の人気は絶大だった。そして、いつも思うのだが、2,000人もの受験生に対して、学力入試に教育コンセプト入試を織り込む入試を実施している。その創意工夫に、教師力の高さが映し出されている。

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(首都圏模試センター倍率速報2017年1月21日現在)

★教育コンセプトがわかりやすいのは、社会科。テーマを掘り下げて、地歴公民の分野が横断的に問い返えされる。たとえば「動物園」をテーマに、その背景に植民地ー世界大戦のパラダイムから経済成長至上主義のパラダイムにシフトする過程で翻弄されながら、環境という問題に今ようやくいきついて、新しいパラダイムの入り口にたっていることなどが見え隠れしている。

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★最終問題は、日本の多様な領域の分布の境界線のコーディングの問題。同じものでもコーディングによって見え方が違うという複眼思考を要求している。

★記述も非常に多いが、2000人もの受験生の採点をするので、高次思考といっても論理的思考の次元までにセイブされている。

★しかし、改めて、これはセンター試験に代わる新しい大学入試の作問の大きなヒントになるだろう。

★SGUに接続するSGHとして認定されている同校ならではの問題。

★そうそう、最新号の次の雑誌のテーマ。大激変する地政学的力学を読み解くには、このコーディング思考が大いに役に立つ。さすが教養ベースの渋谷幕張。

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