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2017年中学入試直前情報【06】 多様な中学入試

★2017年中学入試は各メディアで報じられているように、そのタイプは多様。入試のタイプと思考領域の関係を次のようなマトリクスにしてみよう。

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★すると、標準型の2科4かは、やはり「知識」が重要ということになる。直前の勉強法は、知識の定着の確認をすることとその知識を組み合わせて与えられた課題を解くことができるように解法の確認をするということがポイントになる。

★難関型2科4科入試は、理解と応用の思考領域が合否の鍵になるから、過去問で自分ができなかった問題の解法を丁寧に反復しておくことが肝要。もちろん、知識の思考領域は十分にマスターしていることは大前提。

★麻布型2科4科入試は、批判的思考、創造的思考の領域も出題されるが、やはり、知識・理解・応用・論理の領域を盤石にしておくことが優先。その上で、批判・創造の思考領域も本番では挑戦するが、時間をかけてるのは得策ではない。過去問を確認するときは、しっかり考えておくことは大切だが、本番の時は、「合格」を最優先して、手を付けないという判断も必要になる。もちろん、記述の問題は空欄にすることはしないのは大前提。

★適性検査型入試や総合型入試は、問題配列や流れが違うが、思考領域は、理解・応用・論理が中心であることに変わりはない。「比較・対照」「理由・根拠」「抽象化」のスキルの組み合わせ方=「B2思考力」を過去問で再確認しておくことがポイント。

★思考力入試は、もっとも多様であるが、理解・応用・論理。批判の思考領域を丁寧にたどっていき、最後に創造的思考にジャンプする過程はほとんど同じだから、「哲学」「理数」「レゴ」「読解」などの素材の違いは心配する必要はない。それぞれの素材を楽しみながら味わえばよいと思う。

★そうはいっても、はじめて受けるというのは、「はじめて」という不安が生まれるから、各学校で行う説明会同時開催の思考力入試対策講座やセミナーを体験しておくと安心だし、入試直前の緊張もほぐれるだろう。

★1月14日(土)、富士見丘、工学院、聖学院、聖徳学園では、思考力入試の体験会を実施する予定だから、それを活用するのも手だろう。

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★様変わりする中学入試で、もう一つ大きなトレンドは「英語入試」。これも1月14日・21日と東京女子学園では、iPadを使ったアクティブラーニング型の英語体験を実施する予定だから、参加してみてはどうだろう。東京女子学園のこの体験は、英語ではあるが、思考力入試と同じ過程・手続きを通過するので、他の英語入試体験とは一味も二味も違う。

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