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2017年中学入試中間情報【11】大妻中野と工学院

★大妻中野と工学院の帰国生数がわかった。首都圏模試センターの倍率速報で見つけた。また、工学院の2科4科入試、思考力入試、英語入試の出願数については、日能研の倍率速報には公開されていた。この時期は、情報収集の過渡期だから、各シンクタンクで違うのである。

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★大妻中野が18位に入り、工学院が21位に入るため、高輪と栄東は上記の表からはみ出るが、いずれにしても帰国生を巡る競争が、従来とは違う状況になってきた。大妻中野や工学院は、かえつ有明と同様のリベラルアーツの現代化がなされているところが帰国生に人気なわけである。

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(大妻中野の授業や学びのプログラムはアクティブラーニングが浸透している)

★また、思考力入試も1月24日現在では、さらに出願が増えている。次の表はすべての学校の思考力入試ではなく、注目度の高いところをピックアップしただけだが、総数で1413名。これを多いとみるか少ないとみるか。

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★大妻中野や工学院は、帰国生入試、思考力入試、英語入試、2科4科入試という多様な入試を実施している。そして、いずれも注目されている。上記の2つの表でいえば、かえつ有明もそうだ。

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(工学院のハイブリッドクラスの英語の授業)

★このことは何を意味するのか?一つは、生徒の多様な才能を掘り起こす機会を設定しているということ。もう一つは、そのために多様な授業が展開しているということを意味している。多様な入試と多様な学びの環境は、考えてみれば当然ンであるが、それは言うは易く行うは難し。それをやってのけているのが、大妻中野や工学院。

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(工学院の教育ノーベル賞グローバルティーチャーTOP10入りした高橋一也教頭の思考力セミナー。PBL=深いアクティブラーニングのワークショップで、レゴあり、iPadあり、図書あり・・・で、学びの道具も多様。その多様な道具を活用しながら思考し、自分の思いをカタチにし、協働して互いに新たな自分に成っていく)

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(上記の思考力セミナーで使われたレゴ)

★多様な入試と多様な学びの環境。2020年、2030年、2040年と、今目の前の受験生の未来は、激しく変わる。未来世界は決してバラ色とは限らない。しかし、そこで希望をもって、難局を創造的に問題解決していくには、オリジナリティとクリエイティビティと協力し合えるホスピタリティが必要なのは、私が言うまでもない。

だとするならば、いまここで中高の教育がどうあらねばならないのか、生徒と共に未来を創り上げていく高い使命感や当事者意識をもっている教師の存在が重要である。多様な入試と多様な学びそして未来型進路指導が揃っている学校に出会うことはとても大切なのではあるまいか。

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