2017年中学入試直前情報【13】 2月18日富士見丘 第2回SGH研究発表会
★2月18日(土)、富士見丘は「第2回SGH研究発表会」を開催予定。富士見丘は、SGH(スーパーグローバルハイスクール)認定校で、大きな探究テーマは「サスティナビリティから創造するグローバル社会」。今後持続可能な新しい社会及び世界を創るための探究的なアクティブラーニングが学内全体で行われている。
(高校1年のサスティナビリティ基礎。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科大川研究室との連携によるグローバルワークショップを実施している。第6回目のテーマは 「グローバル経済」。経済ゲームを行いながら、世界の政治経済システムの仕組みを学び、サスティナビリティとしてのグローバル経済社会はいかんして可能かを探究。)
★プログラムは極めて多様で、学内の先生方が行う「サスティナビリティ演習」や慶應義塾大学や上智大学などと高大連携するプログラムなどが実践されている。
★これらのプログラムは、国内だけのプログラムではなく、台湾、マレーシア、シンガポールなどの東南アジアのフィールドワークに拡大していく。フィールドワークは海外ばかりではなく、釜石という大切な場所でも行う。
★英語力、クリティカルシンキング、ディスカッションスキル、エッセイ編集スキル、プレゼンテーション能力、コミュニケーションスキル、コラボレーションスキルなど21世紀スキルを実践の中で身につけていき、これらのスキルを駆使して模擬国連にもチャレンジしている。
★テーマはサスティナブルな社会を創っていくために、多様なグローバルイシューを自分事としてつつも他者と共感し、解決すべき壁を発見し、それをクリアするための創造的問題解決を探っていく。
★文部科学省がSGHに認定しているのは高校段階であるが、同校は中高一貫校であるから、中学から独自のSGHプレッププログラムをつくっている。このことは、他のSGH校とは大きく異なる有益な点である。
★ロングホームルームを活用して、アカデミックスキルの基礎をトレーニングするアクティブラーニングをiPadも活用しながら行っている。
★また、サスティナビリティとしての社会は、クリエイティビティとホスピタリティのセンスがベースになるから、中2段階では、武蔵野美術大学と連携して学校をアートギャラリーにデザインしていく企画運営も行っている。美術とセンス、美術とコミュニケーション、美術とアート経済、美術と人間・・・など今までの中高一貫校ではあり得なかった芸術と学際的知のプログラムも展開しているのである。
★研究発表会当日は、生徒による各プログラムの成果についてのプレゼンテーションや高大連携の協力をしている教授陣間のパネルディスカッションなど興味深いラインナップがそろっている。
★このような研究発表会できるということは、すでに、ふだんから良質の教育が富士見丘で展開していることを示している。そして、なんといっても生徒ファーストな学校だということなのである。
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