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2017年中学入試直前情報【21】 宝仙理数インター 信頼感の雰囲気

★宝仙理数インターの雰囲気は「信頼感」である。安心安全な学校というのは極めて大切であるが、ともすればコンサバになりがち。リスクテイクを回避する安心安全な学校や組織というのもある。

★不確実性の時代にあって、リスクテイクしない学校や組織は無責任だともいえる。リスクテイクしないのに、主体性や自立を生徒に求めるのは、少し考えれば無責任だ。

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★まして、失敗は大いにしようなんて御託を並べているのは、おかしいし、実は危険だ。全然安心安全ではない。

★その点宝仙理数インターは、リスクテイクという挑戦をしても見守る教師がいて、生徒と教師の間に信頼の絆がある。信頼の絆こそ試行錯誤、リスクテイクができる安心安全の命綱である。

★では、その信頼の絆とはいかにして生まれるのか。それは一般にはコミュニケーションだと言われている。たしかにそうだ。しかし、どんなコミュニケーションをするのか?

★いわゆるホウレンソウでは不十分である。事実の積み重ねのコミュニケーションは、何も生まない。モチベーションも高まらない。成長思考も生まれない。

★もちろん、事実は重要である。しかし、学校で事実を創るのは、教師と生徒なのである。

★事実とは、客観的にみえるが、主観の束、つまりインター主観である。インター主観が最適な事実を生み出す。では、そのプロセスは何か?

★リフレクティブなコミュニケーション。内省的対話が瞬間瞬間、瞬時に行われていることなのである。

昨日まで、「大学入試センター試験」だった。すると、すぐに、宝仙理数インターの進路支援部長は、全教員へのメッセージを発信。そのことを富士校長が、同校サイトで共有しているのである。ちょっと紹介しよう。

「各教科、今後の授業の有り方等に関して、話し合いを活性化させて下さい。 私も分析を行い、フォルダ内に入れましたが、 入試改革を意識したと思われる発問や本質的な考える力等、  「問題を通して生徒に何を求めているか」ということを改めて考えさせられました。 一人でも多くの先生方が分析を行い、共有し合って向上していければと思っています。」

★セルフリフレクションをしつつ、全教員それぞれの考えを共有しようという、インター主観を集積して、リフレクションを循環させていく。それを応援する校長のブログ。

★このような組織を学習する組織と呼ぶのだろうが、肝はリフレクティブなコミュニケーションである。そして、これは内省的であるがゆえに、ホウレンソウコミュニケーションと見分けがつかない。

★それゆえ、このようにICTの共有システムで言語化していくことが重要である。グループウェア―をホウレンソウコミュニケーションにつかうだけではなく、リフレクティブコミュニケーションとして活用することによって、信頼感の拡張現象がおこり、それは雰囲気として学内に広がる。生徒はその息吹を感じるものである。

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