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2017年中学入試直前情報【25】 横浜共立のB方式の国語の示唆するコト

★「2017年中学入試直前情報【23】 日能研のメッセージ 2科4科入試も骨太へ」で、電車広告の横浜共立の問題について触れたが、そのとき、まさかA方式で出題したわけではないよなあ、B方式で出題したものをあえて取り上げたのではと思い、今朝声の教育社の同校過去問をアマゾンで頼んだら、先ほど届いた。便利な世の中だ。

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★やはり、B方式で、A方式は今まで通りの知識・理解習得型の問いが並んでいた。しかし、B方式は今まではどうなのだろうと、過去5年間にさかのぼりページを繰ってみたら、なんと自分の意見を自由記述させる問題は、昨年出題されているだけだった。

★同書の「出題と傾向」には、「文章の内容について意見を述べる自由記述が出されることもある」とあるから、10年さかのぼれば、そういうときもあったのかもしれない。

★しかし、あなたならどう思うのかどう考えるのかという事実以外に主観を問う、つまり自分軸を問う問題は、2020年大学入試改革の話題が出て以来、国立大学の個別入試や東大推薦入試、京大特色入試で出題される傾向が強くなってきた。

★東大の推薦入試でさえ、長谷川寿一東大教授の話では、IBのエッセンスを意識しているということだから、新しい問題作成や入試傾向を変える時、何かを参考にしたり意識したりするのは当然なのかもしれない。

★横浜共立もB方式はある程度実験もできるので、現状のそういう傾向を意識したのではないかと。あくまでも憶測に過ぎない。いやむしろそう期待している。

★そして、B方式のみならず、A方式でも、つまり、他校も2科4科入試で、このような自分軸や受験生の才能を刺激する思考力型問題を出題する傾向が広がるのではないかと。

★この手の問題は、現段階では、書いたもの勝ちなので、これからの千葉、東京、神奈川の中学入試で出題された場合、受験生は、思い切ってぶつかってみるとよいと思う。

2月19日、2018年度中学入試に立ち臨む受験生におくる「新中学入試セミナー」では、2科4科にも増える思考力型問題が、横浜共立の自由記述に見られるように、質が変わりつつあることについても紹介する。2017年度入試を見極めつつ首都圏模試センターの北氏、山下氏、21世紀型教育機構の先生方がコラボして論じる。お楽しみに。

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