21世紀型私学人 勇敢に高邁な精神で未来を切り開くSGT(1)
★今目の前に日々ハイパー不確実な嵐が吹いているが、明治維新の時代に比べれば、グローバルな情報を一望に眺められるネット社会。日本の近代教育を立ち上げた≪私学の系譜≫第一世代の1人江原素六に比べれば、何するものぞとばかり学校を超えて、≪私学の系譜≫を引き受けた21世紀型私学人がいる。
★江原素六の系譜内村鑑三は、未来の子どもたちに受け継ぐ遺産は何であるかと世に問い、金もよいし、学問もよいし、文学もよし。教師でもよい。しかし、最も貴いものは、勇敢に高邁な精神で未来を切り拓く生き様であると。
★実は、この18%の変化が生まれているのは、そうした勇敢で高邁な精神で未来を切り拓く生き方をしている21世紀型私学人である。その私学人をSGT(スーパーグローバルティーチャー)と呼んでいるが、彼らは、たとえば2020年の大学入試が変わるかどうかで動いているわけではない。
★文科省や大学が動かなくても、歴史は待ってくれない。未来は待ってくれない。子どもたちの未来は、いまここで動き出さねばならない。変わらない理由を探したりご託を並べたりしている時間はない。
★明治以来、日本の知の拠点東京大学も変わろうとしているが、世界の変化の動きについていけるかどうかはわからない。東大依存型学校でよいのだと居直るようなアンチ≪私学の系譜≫にかかわらっている時間はない。
★すぐに動くのだと、20世紀型教育を21世紀型教育に大きく舵をきった。あまりに予測不能で,ハイパー不確実な嵐が荒れ狂っているが、その大海原の向こうにある未来を拓くゲートを探しに、彼らを信じる子どもたちといっしょにノア船団は、出港したのである。
★ジャーナリズムもこの変化に気がついた。そしてこぞってエールを贈りだしたのである。
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