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創造的思考の時代【01】国際医療福祉大のディスラプティブ・イノベーション

☆38年ぶりの医学部新設で話題を呼んでいる国際医療福祉大。6年間で学費は1850万円というダントツの安さ、米国医師免許試験への準備という国際的な医療活動教育。人気がでるはずだ。

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☆しかし、この人気の意味は、慶応大医学部、東京慈恵会医科大、日本医科大という私大大医学部の御三家を猛追している順天堂大医学部と合流して、日本の医学教育を変える勢いだということらしい。

☆医学部新設、安い学費、国際医療教育など、その改革意志はなみたいていのことではないと思うが、その仕掛け人である国際医療福祉大前学長の北島政樹氏の考え方が実におもしろい。

☆サンデー毎日2017年3月15日号の記事によると、北島氏は、ディストラプティブ・イノベーション(破壊的変革)のないところに進歩はなく、サスティニング・イノベーション(継続的変革)は真の変革ではないという発想のようだ。

☆人脈、資本、政治などの力も必要だが、それを動かすエネルギーは、ただ変革だ、イノベーションだと叫んでいても、新学部構築という動きは生まれない。

☆あらゆるベクトルを合力とする構想力がないとできない。そして、その構想力は、同じ「イノベーション」という概念でも、全く違う概念を生み出す創造的思考がキーとなる。

☆ディストラプティブ・イノベーションとサスティニング・イノベーションという差異を創出する思考は、もちろん数学的集合論的発想。論理的思考といったとき、理由付けをする論理をすぐに思い浮かべるが、それだけでは、創造的思考にジャンプできない。比較という集合論的論理が必要なのだが、すでにある事象を比較するだけでは、元の木阿弥。

☆比較という論理で推論して、差異がある事象を新たに創ること。これが創造的思考にジャンプする契機なのである。しかもその差異は微妙な差異でなければならない。

☆壮大な北島氏の仕掛けのストーリーも、端緒は、この創造的思考にあるのではないか。創造的思考の時代。医学部という領域だけの話ではないのである。

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