2017年度東京・神奈川中学入試【05】かえつ有明 未来創造学校へ
★知識を覚えてから思考力をという直線的な学びでは、とても共感的な学びやコミュニケーションはできない。学びは、互いに尊重し、相手の話に耳を傾け、信頼関係ができると、互いに弱みを補い合って、自分ひとりでは思いもよらなかった発想が生まれ、それを実現するために協働的な活動が生まれる。
★知識のリサーチから始めるメンバーもいれば、発想から入るメンバーもいる。実行計画を立てるメンバー、もっと外部のリソースを巻き込むメンバーも現れる。
★開放的精神が生まれたとき、創造的な思考が生まれる。この共体験が、モチベーションを高める。かえつ有明は、新中1を迎えるにあたり、中1担当者は全員アクティブラーニングに挑むことにした。
★「佐野先生―金井先生」をスーパーバイザーにして、昨年、先生方は定期的に研修を積んだ。この研修は、思考力入試や帰国生入試のプロジェクトとも重なり合い、生徒一人ひとりの才能が開花する学びの環境が整った。
★今やこのアクティブラーニングや共感的コミュニケーションの研修は教師全体に広がっている。帰国生入試や思考力入試が順調に受験生に受け入れられているのは、説明会のたびに、両方の授業体験ができるようになっていたため、そこで受験生は、自分が内側から発想が湧いてくる驚きを感じてしまっているからだ。
★ここでなら、たしかに自分の未来を見つけ、創るスキルを身につけられると。生徒といっしょに未来を創る自信を持っている教師。それを引き受ける勇敢な教師。かえつもまた未来創造学校を構築する21世紀型私学人の拠点である。
| 固定リンク
「中学入試」カテゴリの記事
- 2019年中学入試の新フレーム(184) キャリアガイダンスは必読!聖光学院の取り組みをきっかけに考える。(2018.07.14)
- 2019年中学入試の新フレーム(179) 大きく動き出したグローバル2.0へのリフォーム(2018.07.12)
- 【首都圏模試保護者会レジュメ】2018年7月1日(了)学校個別情報(2018.06.30)
- 【首都圏模試保護者会レジュメ】2018年7月1日③併願情報(2018.06.30)
- 【首都圏模試保護者会レジュメ】2018年7月1日②「成績表」×「解答解説」=戦略×戦術(2018.06.30)
最近のコメント