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2017年度東京・神奈川中学入試【17】 中学入試革命(4)かえつ有明 アクティブラーニング思考力入試

☆2017年度、かえつ有明の中学入試はアクティブラーニング思考力入試で幕を閉じた。2科4科、帰国生入試、思考力入試など出願総数は昨年同様1,700人強で横ばい。しかし、帰国生入試の総数は、564人で、前年対比127.6%。思考力入試の出願総数は297人で、前年対比200.7%。

☆ここにも、思考力と英語力の訴求効果が前面に出た「中学入試革命」の軸が悠然と立ちあがった。

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☆首都圏模試センターの取締役/教育情報部長北一成氏は、工学院の「ハイブリッド思考力入試」に続けて、かえつ有明の「アクティブラーニング思考力入試」について、珍しく「署名記事」を書いた。NHKや朝日新聞など各メディアに登場している北氏が、これほど立て続けに「署名記事」を書くというのは異例中の異例だ。

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(昨年2月の中学入試セミナーですでに「中学入試革命」の兆を察知していた北氏)

☆それほど、2017年は「中学入試」は大きなウネリを表したということだろう。30年以上、中学入試の情報シンクタンクを牽引し、メディア編集長なども務めてきたし、なおも絶好調の北氏であればこそ、この大転換の動きを鋭敏に察知し、洞察しているのだと思う。

☆たしかに、かえつ有明のアクティブラーニング思考力入試は、昨年から実施しているもので、東大法学部の推薦入試のディスカッション入試の先駆けでもある。

☆生徒の論理的思考、クリティカルシンキング、チームワークをつくる寛容性の度合いなど、知のコードというメタルーブリックをローカルルーブリックに仕立て上げて評価していく採点システムは、全く今までの教育観とは違うものであり、IB(国際バカロレア)や21世紀型スキルを導入している世界の先進校が行っている授業や評価システムである。

☆このシステムが市場で支持されたということは、中学入試を通して行う学校選択が、大学合格実績ではなく教育の本質にシフトしていること、中学入試市場が、量の競争から質の競争へ成長していることを示唆しているのではあるまいか。つまり、「中学入試革命」が起きているのである。

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