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【速報】かえつ有明 中学入試市場 大いに支持 Change the world

☆本日2月11日、かえつ有明は入学準備説明会を開いた。中学入試市場は大いにかえつ有明の教育を支持。昨年1年間、3大模擬試験の志望者数は前年対比を100%切っていた。

☆しかし、12月からの帰国生入試が前年対比を上回り、メディアが注目した思考力入試の出願数も日に日に増えて行った。出願総数では前年並みまで持っていった。

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(左から金井先生、前嶋先生、佐野先生。思考力入試の手ごたえについてインタビューさせていただいた)

☆この1年間、広報部の先生方は、必死だったに違いない。同校は、今年の新中1からアクティブラーニングを全面的に展開する教育の大転換を行う不退転の決意をした。

☆共感的コミュニケーションを大切にし、教師と生徒の信頼関係を築き、そのうえで深い学びや探究を行っていく環境作り。同校はサイエンス科やプロジェクト科でで実施していたから、アクティブラーニングの授業実践校としてNHKなど多くのメディアでも取材され放送された。

☆しかし、教科の授業までアクティブラーニングを徹底するというのは、中学受験業界ではまだまだ理解を得られないかもしれないという議論は当然現場でも幾度もあったに違いない。

☆ところが夏前に、新校長を迎え学内では一丸となって、今生徒が求めている教育は、未来に備える教育を行うことであり、そのためにアクティブラーニングをやろう。もちろん、大学合格実績も今以上に出そうと思いを一つにした。

☆私も、いろいろなセミナーで、何人かの塾の方から、通常の授業とサイエンス科のような探究学習のバランスがよいほうがよかったのではないか、本間さんはどう思うとよく尋ねられた。だから広報部の先生方は、中学受験市場で、苦戦したに違いない。しかし、ひるまなかった。丁寧に説明を繰り返した。

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(スーパーバイザー金井先生と研修をする新中1担当の先生方)

☆一方、教務も異例の中1担当の人事を前倒しし、夏から新中1を迎えるために、頻繁にアクティブラーニングの研修を積み重ねた。知識習得型のアクティブラーニングと探究型のアクティブラーニングの準備。そしてカリキュラムという制約の中で、その両方のアクティブラーニングを統合するにはどうしたらよいか、ワークショップと議論を繰り返していった。

☆そしで、実際の授業で展開し、教務統括部長佐野先生を中心に、授業のリフレクションもできるようになった。

☆学校説明会では、新中1を担当する宇野先生などが、なぜすべての授業でアクティブラーニングを行うのか熱く語った。2020年の大学入試改革に対応することはもちろんのことであるが、それより重要なことは、大学入試も変わらなければならないほど、不確実な時代に生徒は直面する。

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(宇野先生の中3の国語のアクティブラーニング型授業)

☆そのとき、生徒にとって何が必要か。少なくとも今までの教育で対応することは難しい。乗り越える力を身につけなくてはならないが、それだけでは十分ではない。社会の変化、イノベーションの変化は激しく、協働して生きていける力とそれには自分が何を行うことで社会に貢献できるか自分軸をしっかりもっていなくてはならない。

☆知識暗記中心の教育から探求し議論し編集しプレゼンできるトータルな思考力を身につける教育に大転換する覚悟を語ったのだった。

☆それが、生徒と保護者に共感を生んだ。そして実際、生徒も保護者も、帰国生入試と思考力入試の体験授業で、その教育のすばらしさに感動し共鳴した。

☆この学校で学びたい、この先生方を信頼しよう。そういう気持ちが、何度も足を運ぶうちに確信に変わっていったに違いない。

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☆昨日、思考力入試についてインタビューしに訪ねたとき、今回の中学入試についても訊いてみた。前嶋教頭は、「自分たちの教育の方針を明快に伝え、パッションを共感できる授業を実際に展開していることを示してきました。そのことを生徒と保護者の方々と共感してもらえる活動を一貫して行ってきたのですが、それが支持を得ることにつながったと確信しています。そして先生方や在校生、多くの方に心から感謝しています」と語られた。

☆教務統括部長の佐野先生は、「思考力入試ⅠとⅡは、たしかに論理的思考と創造的思考を生徒はフル回転させるテストです。慣れていないと難しかったかもしれない。ただし、いきなり200字を書きなさいという問題ではない。対話文の中に考え方とプロセスがすでにはいっているから、そこに自分も入り込めんで、自問自答が始まれば、自然と論理的に考えることができるようになっています。ですから、説明会などで体験している生徒にとっては、難しくなかったと思います。

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対話文も、在校生が海外探究旅行にいったときのものも取り入れたりしていますから、入試に立ち臨む生徒にとっても興味がもてる題材だったと思います。実際に思考力入試体験授業に参加した生徒も多く、彼らに、考えることで気づくことがいっぱいある。自分は変わったんじゃないかなと思うと声をかけられた時には、こういう入試はやはり大切な機会だと感動しました」となんともいえぬ笑みを浮かべて語った。

☆金井先生は、同校が2年前に高校の募集を再開したときの新クラスの担任。そのクラスは今や高2になり、生徒のみなさんは、自分のやりたい進路に向かって自らがんばっている。

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☆新クラスは、すべての教科がプロジェクト型で、実は今年から中1のクラス全体でアクティブラーニングを展開すると意思決定するときのプロトタイプだったわけだ。

☆前嶋教頭は「新クラスの生徒の様子を見ていると、たしかにいわゆる受験勉強ではなく、自分のやりたいことを探しながら、それを実現するために学んでいます。起業家精神も強く、いろいろなプロジェクトを自分たちで企画運営しています。歴代の東大などに合格していった卒業生も、好奇心旺盛でしたし、シンガポールから交流に来た高校生を受験直前にもかかわらず、東京の街を案内していました」と思考力入試―プロジェクト学習(アクティブラーニング型)―起業家精神―自己実現のための大学という6年間一貫教育のストーリーについて目を輝かせて語ってくださった。

☆金井先生も「大テーマ主義の授業だから、今目の前の目標は自分たちで意思決定することになる。自分一人では決まらない場合は、話し合うし、それでもわからなければ、調べるし、質問するし、とにかく自分の中でこれだと思うことが大切。内発的なモチベーションが沸き起これば、たいていの場合は、道は開けます。私自身は、だんだんと、そばにいてあげることしかできません。生徒が自らをプロデュースしていきますから」と。

☆しかし、この大テーマ主義の教育観は、従来型の教師からはすこぶる人気がない。カリキュラムが終わらないのではないか、目標を明快にしてあげないと生徒は勉強しなくなるのではないかというネガティブファンタジーが膨らむようだ。

☆金井先生は、その不安を一身に引き受けて、結局生徒自身にとって何が大切なのかを共感的コミュニケーションとこまめに行うリフレクションを通して、乗り越えていく。合理的で効率的なシステムの中に乗せる授業は、しかしながら、これからの時代はどうなのだろうかと。

☆金井先生は多くを語らないが、実は東大などの国立大学や早稲田や慶應に多くの進学者をおくっている。もちろん、大学合格実績を出すのが目的でも目標でもない。生徒自身が自己実現を内側から考え、どの大学にいけばそれが可能か気づいたとき、そこに向かって戦略を立てて実行するスキルは、プロジェクト学習から多く学べるということを経験済みなのである。

☆今だアクティブラーニングに対し不安だという教師は世の中にたくさんいる。しかし、それは金井先生のように、生徒たちが羽ばたいていく経験が少ない場合に多い。

☆生徒の学びの状態や心の状態がどんなときに、どんな未来が開かれるか、未来を見通せる教師はそんなに多くはない。かえつ有明にはそのような先生方がたくさんいるし、チャレンジしようという若い先生をサポートする研修システムが内製化されている。説明会に行って、多くの保護者がそれを感じるのだ。

☆ここなら、自分の子どもが自分の世界を広く深く変えていくことができるだろう。Change the world.その旋律が鳴り響いている学校なのだと。

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