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2017年東大合格情報の季節【02】海陽、広尾の躍進

☆東大合格発表が行われた。そのうちサンデー毎日など雑誌でリストが流れるだろうが、ネット上では、すでにインターエデュが分かり次第リストに掲載していっている。

☆それによると、相変わらず、開成、灘、麻布はたくさん合格者を輩出している。そんな中で、海陽と広尾が5名合格者を出しているのが目立つ。しかも、合格の質がなかなかよい。(3月14日発売のサンデー毎日では、海陽は6名と判明)

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☆というのも、海陽は男子校だから1人、広尾は共学校だから2人、東大推薦入試枠を持っているのだが、その枠を着実にクリアした。

☆したがって、海陽は合格者のうち1名が推薦入試、広尾は合格者5人の内2人が推薦入試で合格した。

☆これは何を意味しているかというと、一般入試による学力だけではなく、高校でどんな探究活動をしてきたか学習履歴が問われるわけである。

☆つまり、その学校の学びの分厚さを証明する入試なのである。もちろん、最終的には本人の実力なのだが、ただ知識理解の側面を学ぶカリキュラムでは、推薦入試に挑戦する支援ができない。

☆開成、灘、麻布、西大和、渋谷教育学園グループなどもきっちり推薦入試枠を活用している。やはり、探究活動のための環境があるということを証明しているといえる。

☆それから市川は昨年13名から今年17名の躍進で、そのうち1人推薦入試をクリアしている。海陽にしろ、広尾にしろ、市川にしろ、21世紀型教育を当然行っている。

☆つまり、クリエイティブクラスを育成する教育を行っているということだ。東大合格者の質を担保する高校の教育の質。そろそろ考えてみても良い時代ではないか。

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