2017年東大合格情報の季節【08】 城北 人気の兆
☆3月13日、城北は、はやくも同校サイトで合格速報を掲載。この俊敏なネッ発信の動きこそ、同校が内的イノベーションを起こしていることの証し。
☆男子校でありながら、イングリッシュシャワーやiPadによるICT教育をを行っている。上記写真の様子など、いわゆる男子校にはないアクティブラーニングな感じなのだ。
☆同校サイトもロジカルでアーティスティック。内部で何かが変わり始めている。教育イノベーションが自前で生まれている。
☆東大の合格者が昨年11名から今年16名になっただけでなく、京大も昨年2名から今年5名に増えている。受験言説のMARCHを入れなくても、下記の大学合格実績だけで、卒業生数シェアは、107%。
東京大学 16名 早稲田大学 126名
京都大学 6名 慶應義塾大学 79名
東京工業大 12名 上智大学 20名
一橋大学 5名 東京理科大学 107名
医学部(国立私立) 24名
3月13日現在。
☆時代は超富裕層であるファーストクラスのからエンジニアリング×デザイン×コラボレーション×公正的正義に基づいたビジネスを内包した人材クリエイティブクラスの時代へ移行している。
☆そのニーズに対応できる男子校として城北は人気が高まるだろう。
☆大学合格実績の出方でいえば、本郷も同様である。しかし、東大の合格者は昨年11名から今年10名へ、京大は昨年5名から4名へと減少。同校のサイトも、ロジカルな要素が前面に出てしまっている。
☆これでよいのだという、内部の安心感があるのだろう。生徒1人ひとりは、城北と同様創造的才能がある。しかし、それを城北のように学校全体で開花するプログラムがない。
☆先生方の中には、イノベーターもいる。しかし、学校全体でその潮流をつくっていく組織づくりがなされていない。
☆海城、城北、聖学院は男子校の中で、教育イノベーションを創出している。受験業界の言説「御三家」に追随する男子校か、海城、城北、聖学院のように、そんな枠を打ち砕く男子校か。あなたはどちらを選びますか?
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