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サンデー毎日「早稲田・慶應 狭き門を制した高校」

☆サンデー毎日(2017年4月2日)で、大学通信安田賢治氏は、≪早稲田・慶應「狭き門」を制した高校≫という署名記事を掲載。ここ数年、地方創生の一環として、大学の定員厳格化を文科省は推進している。早稲田・慶應も志願者増、合格者数減であるから、「狭き門」となったのだという。

☆そのような中で、早稲田大学と慶應義塾大学の合格者トップ10を公表している。

◆早稲田大学

1開成

2渋谷教育学園幕張

3横浜翠嵐

4桜蔭

5浦和・県立・栄東

7麻布

8海城

9市川

10学芸大付

◆慶應義塾大学

1開成

2渋谷教育学園幕張

3横浜翠嵐

4聖光

5日比谷

6浅野

7攻玉社

8麻布

9駒場東邦

10海城

☆これらのうち、両大学トップ10に入っている学校は、

開成

渋谷教育学園幕張

横浜翠嵐

麻布

海城

☆この5つの学校は東大合格者もたくさん輩出している。今後、東京・千葉は中学入試市場は広がるが、神奈川は横浜翠嵐をはじめ公立中高一貫校などの勢いがよいため、停滞が危ぶまれる。

☆埼玉は、県立・浦和ががんばってはいるが、横浜翠嵐ほどではない。栄東の勢いが止まらないというのが本当のところだろう。

☆そして、最も重要なのは、これらの学校の多くは、深い学びで批判的・創造的思考力まで探究活動を行っているということである。

☆つまり、20世紀型教育から21世紀型教育へのシフトは大学合格実績の出方についてもあてはまるということを示唆している。

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