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海陽学園 内生的進化 歴史を創出する

☆今年設立11年目を迎える海陽学園。同窓会「海陽橘会」も6年目を迎えるが、昨年設立10周年を機に、「海陽橘会会報」が発刊されるようになったと聞き及ぶ。同窓会が発信力をもつと、いよいよ海陽の歴史物語が、自前で描かれていくから、本当の意味で、海陽の歴史が創出されることになる。やはり学校の歴史には同窓力が欠かせない。

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☆昨年後半から、中島校長は、月に一回のペースで校長勉強会を行っている。忙しい合間を縫って、集まれる先生方で行ってきたが、参加者は常に専任の先生の50%前後。

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☆そして、2017年度の締めくくりでは、教職員全体で、2018年度に向けてのビジョンを共有し、校長勉強会も開催した。

☆すでに、東大や京大、医学部をはじめとする多数の合格者を輩出した時期だけに、手ごたえを抱きながら、さらなる内生的進化をとげる方向に向かって、海陽の教育、海陽の授業の意義、育成すべき生徒のコンピテンシーやスキルをチームごとに議論し、プレゼン。

☆素材は東大の3種類の入試問題を使用していたようだ。帰国生対象の入試問題、推薦入試問題、一般入試問題。一般的に東大の入試問題を分析するとき、帰国生入試は関係ないし、推薦入試は、共学校で男子女子一人ずつの枠が設定されているため、まず対象にならない。

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☆しかし、東大の多様な才能を受け入れる入試問題は、実は、文科省が、2020年大学入試改革で想定している思考の深さを示唆するスグレモノである。

☆今回の勉強会では、その問題の解き方研究ではなく、海陽のハウス(寮)の教育や学年の授業の取り組み方が、十分、いやそれを超える範囲で行われていることを再確認し合うことになったようだ。範囲を超えるというのは、東大のみならず、ハーバードやスタンフォ―ドなども想定しているからだろう。

☆海陽は全寮制の学校がゆえに、全国区の学校と認識されており、東大や京大の合格者の人数が、まだインパクトがないという業界関係者もいるが、愛知県に限れば、大学合格実績は、旭丘、岡崎、一宮、苅谷、東海、滝などと同じレベルで評価されるところまできている。

☆10周年を迎えたばかりだから、まだまだ教育有機体は内生的に進化する。それに比べ、大学合格実績を出している多くの学校は、進化は止まって、成熟期に入っている。

☆2020年、日本は大学入試改革どころか、成熟期を迎えている日本のシステムが見直されるダイナミックな変動の時代に突入する。内生的進化というイノベーションが起こっている海陽にこそ期待がかかるのである。

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