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2018年中学入試のベクトル【20】 4月実施「統一合判」志望校動向 注目女子選択校に変化あり!

☆「4月に実施した首都圏模試「統一合判」の志望校別度数分布表を眺めると、微増・微減で突出して増えているのは、今年も三田国際学園だけ。」と前回書いた。これは女子選択校にもあてはまるのだが、突出とまではいかないが、注目校に変化がみられる。

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(富士見丘のアカデミック基礎講座。昨年の中1の授業シーン)

☆まず、頌栄と香蘭、立教女学院の注目ぶりが、中学入試市場における女子選択校の志向性の変化を象徴している。3校は伝統の現代化が起こっているし、香蘭に到ってはタブレット1人1台の環境が、もともと行ってきた深い学びを一層広げ深めている。香蘭ファミリー層で生徒募集を手堅く行ってきたが、いよいよ新しい価値観を有した家庭層が目を向け始めたのだろう。

☆頌栄は、もともとグローバルな環境で、ある意味生徒どうしの公用語が英語かと思わせるような自然な状態が出来上がってきていて、CEFR基準でB2はすでに当たり前になっていることの重要性に、中学入試市場がはっきり気づいたのだろう。

☆立教女学院は、国際バカロレアのカリキュラムのエッセンスをすでに体現し、論文編集指導に定評があるが、それがストレートに2020年大学入試改革に結びつくイメージを市場でシェアできている。

☆相変わらず、洗足、鴎友学園女子は人気であるが、頌栄や香蘭、立教女学院がその人気への勢いにストップをかける可能性がでてきた。いよいよ教育の質のぶつかり合いである。しかしこの競争は女子校にとって、共創になるので、大歓迎。市場も活性化するだろう。

☆それにしても芦田愛菜さんの影響は絶大だ。女子選択校として慶応中等部の人気が急上昇する兆しがあらわれた。

☆そして、三輪田、山脇の復活ともいうべき前年対比増。豊島岡女子も相変わらず好調。3校は、先鋭的な20世紀型教育で、中途半端な21世紀型教育に物申す勢いだ。

☆しかし、そのような流れに真正面から挑戦し、先鋭的な21世紀型教育に挑戦している東京女子学園、富士見丘、和洋九段女子が、微増ではあるが、確かな存在感を示し始めたのは、これもまた、教育の質の競争=共創であり、市場にとっても、日本の教育においても、女子の活躍の活路を開く意味においても重要な意味を有しているのではないか。

☆それに、女子美の人気がでてきたのというのは、デザイン思考が必要とされる時代の呼び声が響き始めたのかもしれない。将来女子美術大学にいって東工大のエンジニアリングチームとコラボできるのはやはりそういうことだろう。

☆前年対比100%(複数回数の試験の場合はトータルで)を超えた女子選択校を五十音にリストアップしておく。

青山学院

青山学院横浜英和

大妻多摩

開智日本橋

かえつ有明

学習院女子

関東学院

慶應湘南藤沢

慶應中等部

光塩女子

香蘭

駒込

栄東

桜丘

自修館

十文字

頌栄女子学院

聖徳

昭和学院秀英

昭和女子大附属昭和

女子聖学院

女子美術大学付属

白百合学園

成蹊

成城学園

清泉女学院

聖ドミニコ

成立学園

青稜

洗足学園

玉川学園

玉川聖学院

千葉日大一中

田園調布学園

東京女子学園

東京都市大等々力

東京農大第一

東京農大第三

豊島岡女子

日大二中

日大三中

日大豊山女子

日大藤沢

広尾学園

フェリス女学院

富士見丘

宝仙理数インター

三田国際学園

三輪田

明大中野八王子

明大明治

目黒星美

安田学園

山脇

横浜共立

立教女学院

立正大立正

早稲田実業

和洋九段女子

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