4月16日首都圏模試保護者会に向けて(11)未来の学校を探そう
☆巷は、「思考コード」だ、「ルーブリック」だと騒いでいたり、よくわかんなーいと叫んでみたりで、本質直感が働いていないようだが、子どもの未来をいまここに開こうと、断行している先生方が工学院にはたくさんいる。
☆新しいカリキュラムマネジメントシステムの構築中だから、いろいろコンフリクトもあるだろうが、多くの生徒も保護者も先生方を応援していなければ、このようなことはなかなか実行できない。
☆今月初旬、新高1は、2泊3日でオリエンテーション合宿を行ったが、最終日のリフレクションは、iPadやラップトップでwebベースで入力、瞬時にデータは収集。そしてすでに分析の中間結果がでて、先生方はミーティングをして、生徒のサポート戦略を立てているところだ。
☆学年の特徴、クラスの特徴、個人の特徴、担任の特徴など顕れて来る。大きくはGrowth Mindset軸と自分軸の座標系で分析できる。
☆入力は、選択肢あり、200字記述2題ありで、実は大学入試やTOEFLの問題スタイルにも重なるようになっている。
☆クリエイティブマインドセット、クリエイティブシンキング、クリエイティブクラスが育成されるようなデータポートフォリオが、年間通じてでてくる。
☆選択肢型の思考力テストも年内には創る予定。思考力テストというとすぐに記述・論述となるが、画期的な選択式方式で、生徒個人の思考力の特性がわかるようにんるだろう。これができるのは、工学院がすでに開発し活用している「思考コード」があるからだ。
☆上記の図にあるように、データで、生徒を4つの領域に分類し、ケアの処方箋を考えていく。4つの領域に分類して、さらに個人を分析できるから、いわゆる偏差値とは違う。それに大切なことは、データと先生方のリアリティの重ね合わせなのだ。データエビデンスという非人間的なシステムとは違う。あくまで、生徒という人間中心主義なのだ。
☆「学び→リフレクションシステム→分析→学びの方略」までは、メドがたったとカリキュラムマネージメントリーダーの岡部先生。そして、先生は、さらにweb上でケアするシステムをつなげていくという。
☆AIでというのもあるが、むしろ「対話」が中心となるだろう。「リアル授業―リフレクション―サイバーケア」というカリキュラムマネジメントシステムが着々と構築されているのが工学院。
☆今まで日本の初等中等教育ではほとんど使われてこなかったエンパワーメント評価の手法も活用している。
☆この評価は、長い間スタンフォード大学で活躍してきたフェターマン教授のチームが形成してきたものである。Webベースで、参加者総動員型の評価で、Growth Mindsetが豊かになる手法だ。
☆今回のオリエンテーションでも、自己肯定感やプラス思考、ポジティブシンキングなどを体感し、それをベースに高校生活を送るマインドセットがなされた。パッケージ評価では、こうはいかない。
☆希望の私学「工学院」にどうしても期待が膨らんでしまう。
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