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ユデガエルにならないために!3つのスキル。工学院はすでに明快に動いている。

☆ダイヤモンド・オンライン 5/29(月) 6:00配信に、おもしろい記事があった。「1つの専門性で一生は食えない時代の3大重要スキルとは」という記事で、要約箇所はこうなっている。

今後学んでおくとよいのは世界の人たちとのコミュニケーションツールである英語、コンピューターや世界中のエンジニアとのコミュニケーションツールであるプログラミング、自分自身とのコミュニケーションツールである禅や瞑想である、ということです。

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(工学院のSGTクラス)

☆第4次産業革命というのは、時代の大きな変化の象徴だが、そもそも時代は日々新たなり。ただ、革命というのは、生活の最大公約数の基盤が大きくゆらぐときのことを示唆している。

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(工学院の高橋教頭。グレイトSGT)

☆小さな変化の時には、なんとか自分のスキルの使い方の工夫や使う範囲を広げて行けば、生きていけたが、社会生活システム基盤そのものが変わる時、スキル自体が役に立たなくなる。

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(SGT養成のための太田塾。工学院のSGT太田教務主任による学内自主研修会。原則月2回。2期生の研修シーン)

☆しかし、古いスキルだけで創意工夫していると、時代の変化に対応しているという錯覚に陥り、小さな変化か大きな変化か気づかないときがある。そのときユデガエルになる危険性が高い。閉鎖空間にいると特にそうだ。それゆえ、いったん自分のスキルを捨て、外に出ようと。

☆つまり、、学び直しのスキルが必要だと。その3要素は、英語とプログラミングとマインドフルネスなどのマインドセットだというのである。要は記号論と数学と哲学ということ。これらは、20世紀生活社会では、大学教授や思想家や宗教家といった専門家が握っていたある意味既得権の領域だったが、21世紀は領域横断的に、広くグローバル市民にシェアされるようになってきた。

☆AIの登場で、ますます脱技能化がおこっている。これが破壊的イノベーションのなせる業なのだが、こうなってくると、脱技能化の次元のスキルを学びなおせるシステムが重要だ。

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(工学院のSGTリーダーと戦略ミーティングを行う平方校長。左から、平方校長、田中英語科主任、鐘ヶ江数学科主任、太田教務主任。CLILによるC1英語、ハイレベルマス、STEAM、Growth Mindsetの学内浸透の戦略と外部拡大戦略などについて語っている。)

☆厚労省や文科省などで、国家システムとして形成することは極めて重要である。今回の2020年の大学入試改革もその一環だろう。しかしながら、2020年まで待てない生徒もいる。同じようなタイムラグはこれからの変化でも起きるだろう。

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(カリキュラムマネジメントシステム開発チーム。左から奥津高校教務主任、カリキュラムマネジメントリーダー岡部先生、高1学年主任松山先生、平方校長、高校教頭島田先生、株式会社メイツ副社長伊藤氏。工学院SGTと外部エンジニア集団がコラボして進めている。)

☆それゆえ、私立学校のようにカリキュラムの改革など自由度の高いところは、すぐに学び直しのスキルを想定して動けるのだから、動くことが肝要なのだ。工学院は、やはり2014年から素早く動き出した。英語もC1レベルを習得できるように環境を整備したし、プログラミングも企業や工学院大学と連携して行っている。GrowthMindsetに関しては、PBL型授業や多くの体験プログラム、探究論文で持続可能にしている。

☆そして、進化しているのは、思考コードによるWEBベースのカリキュラムマネジメントシステムを開発していることだ。このコードに基づいて、Growuth Mindsetリフレクション問題や思考コードテスト、探究志向性記述、エゴグラム、模擬試験成績などをWeb上で情報集約し、分析解析し、生徒1人ひとりの状況を把握していく。大事なことは日常のリアルな生徒の様子とデータを重ね合わせるカリキュラムマネジメントミーティングを効率よく行っていくメタシステムの存在と機能だ。

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(工学院大学新宿キャンパスで中国語を学ぶ、高1ハイブリッドインタークラスの授業風景。IBやAPなど欧米の教育システムに詳しい岡部先生が、今も世界を奔走しながら工学院のSGTチームと共創している特注カリキュラムの1つ。)

☆何言っているかわからんと思う方もいるかもしれないが、それほど改革は複雑でシンプル。あらゆるものが異次元の領域に進行している。そう思った方はやはり学び直しについて検討してみるのもよいかもしれない。

☆もっとも手取り足取りサポートしてくれる友人に出会う必要はあるかもしれない。かくいう私も、かつての同僚だったUCLAを卒業してきたばかりの岡部先生に、95年のWindowsから手ほどきを受け、おじさんは英語とプログラミングを学べと言われながら、欧米に連れまわせれ、それでも英語とプログラミングをやらないから呆れられ、ブログというのが出たから、それやりなさい、それならできるでしょうと背中を押されて今もこうして細々と生きている。

☆英語とプログラミングをやっておけばよかったと思っていたら、メイツの伊藤氏と出会って、またまた私は何もやらず、サポートしてもらうことになった。岡部先生にはまたまた呆れられながら、まあおじさんがやらなくても、SNSでネットワークつなぐ働きをしているから、それでいいかもしれないと諦念なのかエールなのかわからないが、結局サポートされている。

☆メイツの伊藤氏も岡部先生も、多くの学校の先生方も、自分の娘よりも若かったり、自分の弟(歳の差が大きい)と同じくらいの年齢。老いては子に従えというのは名言だとしみじみ思う今日このごろである。

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