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未来に備える プラン・ノア

☆昨日午後工学院で、高1の<CMM(カリキュラムマネジメントシステム創造会議)>に参加した。45分という短時間だったが、いや45分で行ったがゆえに、ポジティブな課題が発見でき、それをいかに解決するかその場で瞬時に見通しをたて、いつまでに実行するかが次々と決まっていった。

☆議事録は、グーグルドライブで、クラウド上に整理されていくから、課題解決のためのスケジューリングや気になるリスト項目がメモされていく。それが、次回のミーティングまでに実行したり計画案を考えたりする試作/思索の場になる。

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☆この会議のおもしろいところは、生徒1人ひとりのGrowth Mindset リフレクションをWeb上で収集し、解析し、定性的な解釈をし、現場の実感と比較照合しながら、生徒の精神面、思考力特性、心理的側面、模擬試験との関連から、課題解決の方法を探り、実際にその成果を共有するというところ。

☆このように、学内に存在する様々なデータを関連付け、実感とデータエビデンスを重ね合わせるには、外部の技術やアドバイスも受け入れる。株式会社メイツや本間教育研究所とも連携しながら進めていく。

☆したがって、45分であるが、実際には、毎月リアルに集まるまでに、いろいろな情報がネット上で共有される。その過程が重要なのだ。

☆先生方1人ひとりが、課題と気づきを、リフレクションデータを収集するときに流し込む。そして、その結果を日々の生活と重ね合わせていく。もちろんクラスの特徴もわかるから、その特徴に合わせた、指導をどうしていくのか、そのクラスの課題を解決するチームが瞬間的にできて、対応していく。

☆最終的には、生徒1人ひとりのキャリアデザインのサポートシステムになると思う。

☆もっとも、このような創造会議ができるには、同時に様々なプロジェクトチームが動いていることや、探究論文という大きな探究目標にむかって生徒が日々興味関心のネットワークをはっているというクリエイティブテンションを形成する学習する組織になっていることが条件である。

☆そして、校長の強い意志。外部に丸投げするのではなく、外部をうまくアドバイザーやファシリテーターとしてモチベーションを持続させて活用する柔軟で強いマネジメント力が必要である。工学院は、プロジェクトごとに、それぞれ外部のネットワークを結びつける。大学、NPO,企業のスタッフがたくさん応援できる環境の学校である。

☆とにかく、すでに忍び寄る影。子どもたちの未来に備えるプラン・ノアが始動しているのである。「子ども中心主義」「子どものために」「未来のために」などと言っているようではところはファンタジーだとか揶揄している方々は、すでに影が蔓延し、目の前の子どもがたいへんなことになていることが見えていないのだろう。

☆今目の前で子どもが影に覆われようとしているとき、ごじゃごじゃ言っている時間はないだろう。何をすべきか。もうそういう局面に私たちは遭遇しているのであるから。

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