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未来に備える プラン・ノア(2)

☆とにかく、来たるべき未知の恐怖をどう乗り越えるのか?そんなものはこないと言うのもその方の判断だから、それでよい。しかし、来ることを予測し、それに備える学校の邪魔はしてはならないだろう。

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☆工学院は、バラ色のビジョンを描いているわけではない、あらゆるジレンマ、パラドクス、アンビヴァレンツの嵐の中を創造的に解決する思考力と意志力をもった自分のビジョンをデザインする学びの場であろうとしている。

☆CEFR基準でC1英語を目指しているのもその一つだ。中高生でC1は無理だという方々もいる。民間試験を使うのは、本末転倒だろうという方もいる。そういっている学校も、民間の模擬試験に依存しているし、教科書以外の素材にも頼っている。だから、そういうめちゃくちゃな方の話に右顧左眄せず、工学院の英語科主任田中先生は突き進んでいる。

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(中学だけでの英検級別取得率。すさまじい。)

☆そもそもCEFRテストは存在しない。すべて民間とかNPOの試験だ。そして、それは目安に過ぎず、大事なのは、C1レベルの英語の環境をつくるかどうかということだ。本当の目標は、この環境をつくることで、その結果として英検やTOEFLのスコアがあるだけだ。

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☆CLILベースの英語の授業の開発やケンブリッジイングリッシュスクール認定校(たぶん本邦初?)という環境をつくるのに、奔走している田中先生だから目指せる目標なのだと思う。

☆英語のスキルは当然で、大事なことは英語で考え議論できる力。しかもアカデミック。もっともアンチ専門分野主義がゆえに、身近なところから接近し、大きくジャンプできる学び。

☆東大文化に染まっていると、田中先生の感覚はわからないかもしれない。スタンフォード大学やMITなどの文化の感覚だから。田中先生と太田先生は、同志社女子大の上田信行教授の弟子。この夏、一般財団法人東京私立中学高等学校協会の教頭部会の夏期研修で、上田先生とまる一日コラボワークショップを行うという。

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☆さまざまな社会の矛盾はあるだろう。しかし、それに対して能書きを垂れていても何も変わらない。行いながら考えながら次々と未来に備える教育を創っていくのみというのが、工学院のリーダーの先生方なのだ。それが、社会の矛盾を創造的に解決する一つの方法でもあるのだから。

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