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2018年中学入試 時代転換に高感度反応(5)

☆2018年中学入試の4つ目のトレンドは「潜在的可能性の機会」ということである。グローバルゴールズ17を達成するには、国語と数学と英語ができればよいというようなことではないことは想像に難くない。

☆では、どんな能力か?それは多才な能力であり、それには、無限の可能性を見いだすリベラルアーツの現代化の教育が必要だ。

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(7月22日から7月30日まで、香里ヌヴェール学院の生徒がアートコンシェルジェとして活躍。これもPBLベースのリベラルアーツの現代化プログラム。)

☆従来の2科4科の中学入試では、流れに適応するレベルの知識論理型思考でさえも、限られた教科の中で発動することになり、多才な潜在的可能性どころの話ではなかった。そのような才能の芽が摘まれてきた可能性は大である。

☆それゆえ、論理創造型の思考力入試なのだが、多才な能力は、その入試以外にも自己PR入試やポテンシャル入試など、中学受験塾だけではなく、スポーツや将棋、算盤などの多彩な機会で学んできた生徒も受け入れる入試が増えたし、今後も増えるだろう。

☆この潜在的可能性は、実はAI社会に向けてSTEAM教育が世界の21世紀型スキルをベースにしている学校で大切にされている。サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、アート、マスマティックスというリベラルアーツの現代化の教育が進んでいる。

☆グローバルゴールズ達成社会に、このSTEAM教育は欠かせない。米国のリベラルアーツ大学も、二極化しているが、サバイブしている名門リベラルアーツ大学は、新しい分野との学際的な活動を幅広くかつ深く研究している。京大特色入試や東大推薦入試も、IB(国際バカロレア)校を受け入れる名門海外大学や名門リベラルアーツ大学の入試問題を意識しているが、その応募者人数はまだまだ少ない。

☆それゆえ、開成のように海外大学に活路を見いだす学校もどんどんでてくる。そのときに、リベラルアーツの現代化プログラムは、有効なのだ。もっとも、私立学校の本来の教育は、全人教育というリベラルアーツがベース。その現代化を行うのは、そう難しい話ではないはずである。

☆ここが、公立学校と決定的な違いなのだが。。。

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