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21世紀型教育を創る学校の意味(2)

☆21世紀型教育を創る学校は、まずは<独自のPBL型授業×C1英語×ICT>×リベラルアーツの現代化の環境ができていることがポイント。C1英語というのは、学習指導要領では求められていない。20世紀型教育では、B1までの環境があれば十分だった。

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☆おそらく、改訂学習指導要領でもそうだろう。ただし、これはミニマムだからSGH認定校に象徴されるようにB2までの環境を創ってももちろんよいということになるだろう。

☆一方、2020年大学入試改革は、本来は世界の教育イノベーションに対応するはずだったから、そうなると4技能英語はC1レベルの環境を身に付ける必要がある。

☆環境というのと、検定試験のスコアをとるというのは全く違う。そもそもCEFRテストは存在しない。この違いがわからずに、C1は無理だという人も多い。言語は存在であり、思考であるから、C1の環境は無理だということは、人間の権利を放棄することになる。

☆CEFRは、人権の門番欧州評議会で成立した。言語は人権保守の一環なのであり、大学入試改革のためにあるのではない。活用するのは構わないが、活用するときにゆがめないでほしい。この認識の違いが、20世紀型教育と21世紀型教育の大きな違いだ。

☆CEFRは英語の教師にとってのみの基準ではない。言語を話すすべての人間が参照できる基準なのである。

☆そのことを踏まえれば、PBLにおける思考力が知識論理型思考で終わってよいなどということはない。思考も人間の存在である。1人ひとりのユニークな才能をもった個人になるには、論理創造型思考のレベルを学ぶ環境がなくてはならない。

☆創造までの環境があるから、生徒1人ひとりの才能はユニークなのである。

☆そして、この環境を限られた6年間や3年間で引き出すには、ICTが必要なのだ。才能者はかつてのように一握りの天才にのみ認められた能力ではない。ICTによって、脱天才という新しい才能者が誕生する。

☆そして、創造的才能は、リベラルアーツによって豊かになる。各教科を越境する教育環境がなければ、創造的才能の翼はのびのびと広がらないのだ。

☆そして、教師は生徒と最近接領域の発見やケアのために面談をする。対話は授業ばかりではない。

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☆ここまで、できれば国内では最先端の21世紀型教育である。そして、上記の図の「リアルスペースの対話」が「リアル×サイバースペースの対話」にシフトしたとしたら、それは「先鋭的な21世紀型教育」といえよう。ここまで完全に到達している学校は、実は世界のどこにもない。

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☆最先端の21世紀型教育を突出して先鋭的21世紀型教育に進化している学校がある。それが前回ご紹介した「三田国際・工学院・東京女子学園・富士見丘・和洋九段女子・聖徳学園・文杉・城北」なのである。

☆なぜここまでやるのか?私立中高一貫校が世界の21世紀型教育でリーダーシップを発揮してもよいのではないか。それにはC1英語が必須ではあるが。ただただ国内の中だけで教育の質の競争/共創をしていても、グローバルゴールズは達成できないだろうから。

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