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首都模試の使命感と存在感 アテナイの英雄テーセウスのごとし

☆7月6日(木)、首都圏模試センターは、個別指導塾・個人塾向け「中学入試セミナー」を麹町学園女子中高にて開催する。模擬試験会社は、受験生・保護者と塾と学校の3者が創る市場の活性化を図る優れた触媒プレイヤーである。

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☆健全な市場が形成されていれば、学校にとっては、教育の質を市場にアピールすることによって、受験生・保護者や塾の教育の質に対する見識眼にインパクトを与える。

☆多様な塾がその市場で活躍できるならば、受験生・保護者にとっては、潜在的な才能の芽を摘むことなく、才能が豊かに開花する学校の選択が可能になる。学校もそれぞれ独自の教育を豊かにできる。

☆受験生・保護者にとって、生徒1人ひとりの潜在的才能を見いだす指標があり、その指標を理解する塾や学校が存在すれば、ベストマッチングを考える機会が増える。

☆ところが、このような市場は、今まで中学受験ではなかったのである。一部の学校と一部の塾と一部の受験生・保護者の利害関係のみが、あたかも中学受験市場のすべてであるという幻想が造られてきたために、それ以外の学校選択指標や基準がなかった。

☆一部の学校や一部の塾や一部の受験生・保護者にとって、それは有効でも、そうでない割合が、70%も占めていた。

☆その70%に含まれる学校や塾、受験生・保護者は、その幻想のために、その1つの基準に合わせざるをえないという恐ろしい話がまかり通っていた。プロクルステスのベッドというギリシア神話そのもの。

☆人間の身体を、ベッドの大きさに合わせて切断したり伸ばしたりする本末転倒の恐怖の時代の物語なのだが、この恐怖時代を終わらせた英雄はテーセウス。アテナイの王である。

☆首都圏模試は、まさにこのアテナイの王テーセウスさながら、私立学校、受験生・保護者、塾にとっての英雄伝説を創ることになるだろう。

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