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東京女子学園 ついに日本のグローバル幻想を突き抜ける女子校に(1)

☆東京女子学園が、がらりと変わった。変わらないところと変わるべきところがあるというバランス感覚のとれた表現は、今の時代には合わないかもしれない。同校理事長・校長の實吉先生はそう語る。

☆そう言っていられるのは、日本から世界を見ているからだ。自分自身がもしかしたら、そういう幻想フィルターでみてきたかもしれない。世界と私たちはもうつながっているというのはわかっていはいたが、世界で奮闘している外交官道上氏のドバイから見た日本について記載している本を読んだり、実際に生徒といっしょに自分もタブレットを使ってみて、改めて実感したというのだ。

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☆20世紀日本社会の幻想は、やはり財務省に見られるように男性中心社会のデザインしたものなのかかもしれないと。そして、はじめはそれは現実だったが、20世紀末には幻想になり、世界からみると、日本から見ている状況とは全く違っているということになっているというのが見えなくなっているのかもしれない。

☆實吉先生は、ご自身が麻布出身だから、多くの日本エリートネットワークを持っている。彼らの栄枯盛衰も見えているから、道上氏の指摘はワガコトのように了解できるのだと思う。

☆そういうわけで、その幻想やズレを払拭するために、女子校のミッションは実はこれから新しく輝くのではないか、いやそうしなければと強い意志を静かに示された。

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☆そのためには、世界の本当のエリート校と同じクオリティの教育に全面的に転換する必要があると、21世紀型教育の全面実施に踏み切った。

☆中1~高3まで、全員の生徒1人1台タブレットを所有し、授業はすべてPBL型授業だ。英語はもともと優れた環境を持っているから、世界につながる発想や考えを英語で議論できるステージまで発展させるC1英語に挑戦。

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(たいへんな読書家でもある實吉先生。日本中を奔走する教育改革のリーダーであると同時に、この一人の時間を大切にする姿勢。協調と自律のアウフヘーベンは東京j女子学園の教育の似姿でもある。)

☆魅力的なプレゼンテーション、毎朝エッセイを書くライティングトレーニングなどあれもこれもやろうと。ただし、バラバラではなく、有機的にカリキュラムをデザインする。

☆言うは易く行うは難しかと思ったら、いや、「地球思考コード」が完成したから、この基準から具体的な教育活動が生み出されていくようになったし、生徒の学習ポートフォリオやその一つ一つの作品や成果物を生み出す思考のプロセスフォリオもクラウド上で共有できるようになったのだと。

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☆ご自身のタブレットで、ホンマノオトのページを開いて、この21世紀型カリキュラムマネジメント(上記図)の仕組みは、本校も着々進めていくからまあ見ていてよと。

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☆また、首都圏模試センターが生徒と共有する成績表をみながら、今まの一次元偏差値や正答率だと、思考コードで言えばA1からまずやろうという積み上げ型の指導がされがちだったけれど、やはり、このように思考コードで多次元に表現されると、たとえば、B2思考の強みからアプローチする学び方を生徒とシェアできる。

首都圏模試センター「思考コード」については→おおたとしまさ氏の<子供の学力の新観点「思考コード」を知っていますか?>をご覧ください。 

☆生徒1人ひとりに適合した多様な学び方を、今までも行っていたが、こうしてデータと重ね合わせながら、豊かな対話ができることは、生徒にとっても教師にとってもモチベーションが広がるなあとも。

☆20世紀日本社会がつくってしまった世界とズレてしまった日本のグローバル幻想を、突き抜ける女子校が本格的に動き出したのである。

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