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思考力入試を実施する学校をリサーチしよう(5)知られざる凄い学校

☆激変の時代。優れた教師をたくさん有している学校を選びたい。しかし、21世紀型教育のPBL型授業を行う授業の達人は、そんなにいない。だから、達人からSGT(スーパーグローバルティーチャー)にシフトしている学校を探してみるとよい。

図Ⅰ)

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☆図Ⅰ)は、前回のA)図と何が違うかというと、教師がファシリテーターとして思考のツール「思考コード」を活用しているという点。

☆「思考コード」を生徒とシェアし、常にリフレクションする。論文を書いた場合、どこまで視野を広め、思考を深めたか。「思考コード」は教師と生徒の羅針盤になる。

☆知の大海原に船を漕ぎ出でて、羅針盤がなければ遭難するだろう。闇雲に勉強しても、一歩も先に進まないケースは山ほどある。

図Ⅱ)Photo_2
☆図Ⅱ)の20世紀型教育の講義型授業では、教師は偏差値を活用する。これも実はちゃんとシェアしている。しかし、ポジションがわかるだけで、どうやってステップアップするかは、偏差値表をいくらみても何もわからない。

☆結局、多くの場合、教師に導かれるしかない。そのとき、その教師が達人だったら問題ない。しかし、そうでない場合は、偏差値がこんくらいだから、こういう勉強やって、この学校を受けなさいと、偏差値輪切りの進路指導になる。

☆今は、AIの時代。脱達人化が出来る時代。若い教師も、ファシリテーターとしてICTに埋め込んだ「思考コード」をデータサイエンティストさながら生徒と語り合うことができる。このように脱達人化した教師をSGTと呼ぶ。

☆このようなSGT養成の準備ができている学校は、実は世界でもあまりない。ただ、IB(国際バカロレア)やシンガポールやオーストラリアの21世紀型スキルベースの授業をやっているところなどは、ブルームのタキソノミーは当たり前だから、思考コードの代替物として活用はしている。

☆しかし、それがICTでシステマティックになっているところは少ない。まだまだアナログ。

☆ここにおいて、先進的な学校は、工学院、三田国際、聖学院、富士見丘、東京女子学園、文化学園大学杉並、和洋九段女子。思考コード(メタルーブリック)を学内で創り上げてシェアしている学校である。

☆模擬試験会社で最も進んでいるのは「首都圏模試センター」。今年から、思考コードが成績表に本格的に反映する。

☆知られざる凄いことが起こるのが2018年中学入試だ。

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