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なぜFixed MindsetからGrowth Mindsetへシフトする必要があるのか。

☆最近よく予測不能な激変の時代と言われる。私もよく使う。しかし、予測不能の本当の意味は、従来の要素還元主義とか行動主義的心理学、機能主義では、複雑な現実を読み誤る可能性があるということを言っているに過ぎない。

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☆どうすればよいのか?そこですぐにでてくるのが、本質主義だ。しかし、これは結局本質還元主義で、要素還元主義と変わらない。

☆本質は重要である。知識は重要である。しかし、そこから出発する限り要素還元主義。事態を見誤る可能性が大である。

☆そこで、本質も知識も諸関係によって成り立っていると、丸ごとその関係総体を全部読み取ろうする動きがでてきた。

☆もちろん、これとて、すべてを把握することはできない。それゆえ、正解は1つではないという言葉が出てきたわけだ。1つではないが、現状で最適な関係総体の把握をしようと。それゆえ、立ち止まることなく、プロトタイプを創ってはリファインして破棄的創造をする。

☆この破壊的創造ぐらい、スリリングでプレイフルなことはないと心を解放する知の転換を果たす状態。これがGrowth Mindset。知識という要素還元主義やAならばBとなるという行動主義的な発想は頑迷固陋と化する。これがFixed Mindset。

☆だから、工学院の太田先生を中心とするSGT(スーパーグローバルティーチャー)は、この知識という要素還元主義を氷解しようと、多角的なコーチングを行っている。

☆この関係総体主義は、心理学的な角度から見れば、社会構成主義的な方法論だろう。コーチングは一般に心理学の分野だから、この方法論で言えば、太田先生方は、業務改善行動論的コーチングをやっているのではない。教師も生徒も潜在的な才能を持っている。そこを開花するGrowth Mindsetコーチングを行っている。

☆私は、それをBeCreating Coachingと呼びたい。Beという存在の重要性を共感しながら、その存在が自己実現する創造的な言動を広げ深めていくマインドが生まれて来る環境設定をする。

☆一方業務改善行動論的コーチングをBeHavioral Coachingと呼ぼう。すると、教員研修や授業をしているとき、参加者が、Behavioral Coachingを望んでいるのか、BeCreating Coachingを望んでいるのか、ブレる時がある。このブレを縮小するためにもGrowth Mindsetは役に立つ。コンパクトに、短時間にそれをやるにはどうしたらよいのか。

☆太田先生方が挑んでいるのはそこである。「時間」は常にないものだと。

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