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Global Immersions の時代 順天・富士見丘・工学院・聖学院・八雲

☆グローバル教育という話はよく聞く話だ。語学研修や中長期の留学プログラムが中心というイメージがあるだろう。研修に行かないまでも、生徒全員が少なくともCEFR基準でB2レベルを獲得できる英語教育というのも思い浮かべるかもしれない。
 
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(順天サイトから。フィリピンのフィールドワーク)
 
☆しかし、それらはグローバル教育の一端に過ぎない。学校にとって教育というからには、メンバー全員がグローバル教育のプログラムを体験する機会がなければならない。
 
☆この教育の主たる目的は、英語ができて、ビジネス社会で成功するためのものというわけではない。結果的にそうであって構わないが、基本はグローバルシティを経めぐり、その都市の問題点を見出し、しかも、それがグローバルな問題につながっていることを見破り、それをいかに解決するか、現地でフィールドワーク、インタビューを行い、文献やネットをリサーチ、議論し、解決策を考案していくクリエイティビティがなけっればならない。
 
☆そんなプログラムをグローバルイマージョンプログラムという。このプログラムを行う前提に、PIL×PBLの探究活動のスキルが必要だし、英語はC1レベルが必要だし、ICTは使いこなせなければならないし、リベラルアーツの現代化を体験していなくてはならない。
 
☆そのスキルや体験として、語学研修や留学はありだが、それはあくまで、グローバルイマージョン(GIs)のプログラムができる土台作りにすぎない。
 
☆もちろん、このGIsプログラムは、海外ばかりではなく、日本でも行われなければ意味がない。そのためには、その学校が月替わりでいろいろな国から留学生やネイティブスピーカーの教師を受け入れる必要があるだろう。
 
☆まだ、このGIsプログラムを行っているところは少ない。順天・富士見丘・工学院・聖学院・八雲は、部分的に実施し始めている数少ない私立中高一貫校だ。
 
☆模擬国連とかハーバードやMITのサマーキャンプも注目を浴びるが、それもまたGIsの土台に過ぎない。
 
☆アクティブラーニングだとか、問いの作り方だとか、日本中の先生方は研修をしているが、その行き先は、GIsにつながることを意識して参加しているだろうか。
 
☆研修する側も、この新しい学びが、世界に通じるプラクティカル・ウィズダムを形成するものであることを意識しているかどうか。
 
☆2025年は、このGIsプログラムが世界中で行われる。そのときに、日本国内で、相変わらずの教育をやっていたら、この国はどうなるか?AIが恐ろしいのではない。時代を読めないことが恐怖なのだ。

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