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Growth Mindset のプラクティスの意味(3)

☆今回のワークショップでは、<Glowth Mindsset>は、まずは身近なモノをいつもとは違った(アンユージャル)使い方をしてみるところからはじまったわけだが、それはまずはやってみようというテンションをあげるにはもってこいだという体験をした。

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(太田先生の思考力セミナーのプログラムは、今回の研修のプログラム全体がコンパクトに収まっている。それはプログラムの最後で解き明かされた)

☆さて、<Growth Mindset>は、テンションを上げて、いつもの自分を変える準備ができたところで、田中先生のマインドマップのアンユージャルな使い方のプログラムに進んだのだが、ここから手を使って思いを視覚化する=表現するコトで、考えるコトが生まれるステージに移った。これは前回紹介したとおり。

☆かくして<Growth Mindset>は、肯定感や勇気や自信など心理的な動きを生み出すだけではなく、創造的な思考を立ち上げるコトにつながる。

☆田中先生は、円の周りにGMのイメージをできるだけ多く書き、その多様なアイデアをワンフレーズで表現しなおす。置き換えるという思考スキルを使うワークショップを行った。

☆そして、次に太田先生のワークショップ。思考力セミナーのプログラムの中に、持続可能な社会を、やはり同じようにマインドマップやカテゴリー表で、ペンを握って視覚化したあとに、レゴでさらに表現しなおす展開部がある。

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☆前日の打ち合わせで、上田先生と太田先生方は、その部分をGMイメージを共有するワークショップに使おうと語り合った。ただし、徹底的にアンユージャルにするコト。それによって、プログレスな事態を生み出すというGMを立ち上げる仕掛けにした。

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☆田中先生のマインドマップによって、GMのイメージをシンプルに表現したわけだが、今度はそれをストレートにレゴに変換するのではなく、そのイメージを表現できる<Growth Mindset School>を創るとしたら、レゴでどう表現できるかという次元をあげた問いを太田先生は投げることにした。

☆そして、つくって→かたって→ふりかえるというサイクルは同じように行った。この手を使って、作ったり、視覚化したりする体験が、<Tinkeriing>((ティンカリング)。五感を集中してフル稼働することによって、身近な知識や手持ちの知識を使って、考え出す。語り合うことで、自分の知らない知識や情報を収集して、つないでいく。

☆この<Tinkering>が<Growth Mindset>を生み出す重要なプラクシスだったのだ。

☆身近なモノをアンユージャルに<Tinkering>しながら、つくって→かたって→ふりかえるというループを何回も回していくことによって、創造的に考えるコトに進化していく。これが<Growth Mindset>の基本的なプラクシス。

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☆工学院の先生方の授業は、この<Growth Mindset>の基本プラクシスがマイセオリーとして埋め込まれていたが、教科の枠の中に埋め込まれているために、見えにくい。そこで、上田先生が、アカデミックセオリーに変換した。

☆もともと、最初は、上田先生がアカデミックセオリーを講義し、その各論として先生方のマイセオリーに基づいた授業体験をするプログラムだったが、それをバラバラに解体し、再構築したのが今回のワークショップだった。しかも前日に語り合い、さらにやりながら組み立てて行った。

☆予定のプログラムがどんどん変わっていくのを、参加した教頭先生方も体験した。これぞ授業の醍醐味だと感じた先生方もいた。かくして、GMは、アカデミックセオリーとチームセオリーとマイセオリーをいったりきたり。

☆アカデミックセオリーをただ覚えるだけではなく、いったんはマイセオリーを立ち上げ、チームセオリーに再構築し、やがてはアカデミックセオリーに脱構築していく。このプログレスの過程が<Growth Mindset>そのものであったのだ。

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