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Growth Mindset のプラクティスの意味(了)

☆大学入試問題を素材にしたのは、<Growth Mindset>が前提になる授業は、PBLとかアクティブラーニングとか「主体的・対話的で深い学び」とか呼ばれている授業。実際、今回のワークショップ自体がPBL型である。教師の説明より、生徒の表現の機会が多いスタイルである。

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☆田中先生も、とある国立大学の英語のエッセイライティングの問題を解いてみようと、そしてこの問題が解けるようにするには、各学年ごとにどんな能力を身にてつけておきたいのか、そのためにどんな環境=‹Growth Mindset›をしておくか問いを投げた。

☆すでに教頭先生方各チームは<Growth Mindset>されているから、問題の解法について論じることはしていなかった。英語のエッセイライティングに限らず、他教科でも小論文は重要だし、結局、午前中に田中先生のワークショップで行われたラテラルシンキング(水平思考)型のマインドマップが、Whatばかりでなく、HowやWhyの思考スキルをプラクシスしてきたことが、ここにつながるという視点で「つくり→かたり→ふりかえり」をした。

☆<Growth Mindset>やPBL型授業あるいはアクティブラーニングなんかでは大学進学実績はでないのではないかという<Fixed Mindset>の人格は、自分の中でもメンバーの中でも現れる時があるが、それを氷解できる契機になったかもしれない。

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☆一方、太田先生は、工学院の中学入試で行っている思考力力入試の対策講座である「思考力セミナー」のプログラムを共有した。すでにマインドマップやレゴのワークショップはやったので、セミナープログラムの中で活用するクリエイティブインプロマップとタブレットで活用するロイロノートスクールを紹介した。もちろん、実際にやってみる。つまり、Tinkering手法で行われた。

☆そして、工学院のTinkering手法は、VESTと呼ばれていることも紹介した(V=視覚化・E=体験・S=シェア・T=理論化)。アカデミックセオリーと学校現場のセオリーがシンクロした瞬間だった。

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☆かくして、<Growth Mindset>は、アドミッションポリシー、カリキュラムポリシー、ディプロマポリシーを実行する際に大いに必要であるという実感を抱けるワークショップとなったのではないか。

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☆そして、最後のワークショップでは、キューブに、今後自分が実行したいことを各面に書き込み、互いに語り合った。

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☆ワークショップが終了して、ようやく上田教授によるアカデミックセオリーの講義となった。

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☆特に<Tinkering Thinking>の重要性を強調された。

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☆座長の平方先生は、私立学校は<Growth Mindset School>になろうではないかというメッセージを教頭先生方と共有した。

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☆私立学校の教頭先生は多様な教育上の問題と経営マネジメントをこなす仕事でぐるりと囲まれ、険しい山道を刻々歩んでいる。

☆どうか困難を回避せず引き受け、やり通し、多様な批判を、逆に糧として乗り越えていくしなやかな考え方や前向きな気構えとしての<Growth Mindset>を盾に生徒を守りながらも、いずれ生徒が自らその盾を握り、知の剣で未来を切り拓けますように。

☆でも、心が折れそうになった時、東京私立学校の教頭先生の仲間と再び<Growth Mindset>を奮い起こしてほしい。そこに生徒の未来はあるはずである。

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