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成蹊 なおも進化。

☆成蹊の校長跡部先生からメールをいただいた。来春一回目の入試の募集で、女子の人数を増やすということだ。その分男子の募集は少し減るのだが。

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☆留学生や帰国生が多い成蹊であるだけに、女子の人気も高い。つまり、今回の生徒募集の男女のバランスの変更は、世界から見て、評価される学校になってきたというのが根底にある。

☆それに、跡部校長によると、「元々は旧制高校だったこともあって男子校の歴史もあり、女子の人数は、いつも少なめでやってきておりましたが、そうしたお声に少しでも対応したいと考え、わずかですが、変更を決めました」と。

☆さりげなく語られているが、これは成蹊の旧制高校的な教養主義を現代化するという大きなパラダイム転換の背景が学内にあるということを意味している。

☆そう考えれば、次のような跡部校長のメールも合点がいく。

中2は、今年から集団キャンプ。虫嫌いの女子生徒たちはどうなることかと思っておりましたが、皆、大変たくましくなって戻ってまいりました。何もないところにテントを張るだけでなく、自分の使う机や椅子を材木とロープだけで1から作り、最後はまた、それらを崩して何もない自然の状態にして帰ってくる、というのはなかなか面白い経験です。

☆さらりと書いているけれど、女子生徒も自然と協働し創造的体験をしているわけで、たまには書を捨てて新しいリベラルアーツを体験しようということを示唆している。「今年から」とあるので、すでに高人気であるにもかかわらず、なおも進化に挑戦しているということだろう。こうもある。

また明日は、成蹊で、2度目のハークネスの模擬授業が行われます。前回は宇宙物理学でしたが、今回は化学です。実験もしながらの討論授業がどんな形になるのか、こちらも楽しみにしています。

☆学問探究をソクラティックメソッドで行う授業だ。「主体的・対話的で深い学び」が行われていることを示しているが、2度目とあるから、これもまた成蹊のさらなる進化を示唆している。

☆跡部校長の謙虚なお人柄が、そうさせるのだろうが、本当はすごいチャレンジを行っているのだが、普通の日常の出来事のように控えめに語られる。

☆そこが女子にとって魅力的なのだろう。今年も成蹊の人気はとまらない。

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