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日大豊山女子 私は女子にしばられない。

☆首都圏模試センターのサイトに「日本大学豊山女子中学校が、来春2018年入試では「適性検査型入試」を2月1日に新設します! 」という記事が掲載。極めて重要な指摘がなされている。

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☆今春実施で話題を呼んだ「思考力型」入試に加え、来春は「適性検査型入試」を実施するという情報を流しているのだが、その理由がすばらし過ぎる。

☆たしかに、公立中高一貫校は、約18%しか合格しない。そして、合格できなかった場合は、その75%は、高校受験に向けてリベンジするという流れがある。

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☆しかし、豊山女子は、それよりも、同校に来るべき使命があるのではないかと呼びかけるのだ。世界に通用しない学歴社会とその中に残る相かわらずの男性中心主義の原理に身を投じるのかと。

☆「私は女子にしばられない」そう思うなら「だから私は豊山女子」だろうと。豊山女子ばかりか、共学の日大二中や三中も人気が高いが、もしかしたら、共学といえども、そこでは、女子にしばられない、男子にしばられない、自分の才能を開花する場を選ぶというのは、共有しているのかもしれない。

☆このメッセージには、インパクトがある。

☆私たちはいろいろなものに縛られている。だから、1つひとつその鉄鎖を解いていくのがサバイバルにつながる。

☆そのいろいろな鉄鎖の中でも、男と女の違い幻想は、そう簡単には断ち切ることはできない。制度設計の前の男と女に対する認識を転換しなければならないからだ。

☆意識や認識の転換はいかにして可能か?それは軍事力でもなく経済力でもなく、教育力によってなのだ。そう発想を転換した吉田松陰の最年少門下生山田顕義は、小ナポレオンと呼ばれるほどの軍人だったが、明治維新以降発想を大転換した。

☆そうして、日本大学を創設したのだ。その吉田松陰の精神が山田顕義経由で継承されている日大だからこそ、「私は女子にしばられない」は言い切ることができる。

☆日本の大学で、最も学生数を有しているのは、日本大学だ。最近話題の近畿大学は4番目に学生数が多い。こういう大学及びその付属校が教育イノベーションを生み出し、深い思考力を養成すべく動き出しているのは大歓迎すべきことである。

☆社会や国の革新的転換は、教育の転換によって起こるものだからだ。山田顕義が小ナポレオンと言われたり、法典論争で敗れてしまうのだが、フランス法を導入しようとしたりしたのは、もしかししたら、吉田松陰とJ.J.ルソーはシンクロするところがあったのかもしれない。

☆言葉と教育をベースに、社会を変革しようとしたという点で共通しているし、世界に目が向いていたという点も共通だ。

☆今後の日大グループの教育活動に期待したい。

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