« 香里ヌヴェール学院の生徒の柔らかい対話力思考力 オルセースクールミュージアムで | トップページ | 強烈に動き出した私立中高一貫校 首都圏模試センター主催新市場拡大セミナーで(1) »

千葉明徳 教育イノベーションに挑戦する教師を宝物とする。

☆首都圏模試センターのサイトに気になる記事が掲載されている。「進学実績大躍進の千葉明徳がルーブリック評価型入試を新設!」がそれだ。このルーブリック評価型入試は、プレゼンテーションとディスカッションが課せられている。

☆入試問題は学校の顔である。最近ではカリキュラムポリシーとアドミッションポリシーは一致するという表現になるのかもしれない。したがって、授業でもプレゼンテーション―ディスカッション―ルーブリック・・・が循環するアクティブラーニングが行われているということか。

Photo

☆そう思いサイトを開いてみると、果たしてそうだった。そして、なるほど中高一貫コースの進学実績が大躍進の数字を描いていた。おお、これは聖学院と同様に21世紀型教育を行ってちゃんと進学実績がでているケースではないか。

☆受験業界には、21世紀型教育では進学実績はでないとネガティブファンタジーのキャンペーンをはる塾や予備校がときどきあるが、その幻想を少しずつではあるが払拭するケースだと、そんなことを思っていたら、我が敬愛すべき品田先生(現在、聖徳学園のエグゼクティブICTディレクターとして世界を駆け巡っている)が、あるセミナーで千葉明徳の先生のプレゼンに感動したとfacebookに書き込んでいた。

☆その先生は、そのセミナーでこう語ったようだ。「今ままでには無い新しい時代をきちんと捉え努力する、力のある教師が学校としての最も大きな財産になると思います」と。

☆ああ、そうだと思う。アクティブラーニングやICTを世のトレンドだからやるではなくて、それらの新しい時代を開くという意義を把握したうえで、独自のそれでいて普遍的な活用をしている力のある教師が千葉明徳では大事にされているのだと。

☆だから、3つのポリシーを一気通貫する教育イノベーションを生み出し、成果につながっているのだと。

☆このような私立学校がどんどん増えていけば、フィンランドやシンガポールの優れた高校生以上の才能者を輩出することができる。量的にも質的にもだ。どちらの国も人口が550万人ぐらいだろう。首都圏の私立中高一貫校に通っている生徒数ぐらいしかいないのだ。

☆私立中高一貫校が、below 御三家でいる限り、それはできないが、何も偏差値で勝負する必要はない。多次元でbeyond 御三家であればよいのだ。聖学院と千葉明徳は全く性格を異にする私立中高一貫校だが、それゆえ、それぞれの領域で突出=オンリーワン・フォー・アザーズになることができる。

☆突出とは、ミニ御三家になって、御三家と競争することではない。独自即普遍の教育を確立することである。千葉明徳にはその希望があるということだろう。

☆「進学実績大躍進の千葉明徳がルーブリック評価型入試を新設!」という表現は、20世紀型教育信奉者から見れば、矛盾であるが、次元を21世紀型教育にシフトしてそこから見るとパラドクスは解消してしまう。なんとホワイトヘッド的な!首都圏模試センターの編集部は慧眼の持ち主が実に多い。

|

« 香里ヌヴェール学院の生徒の柔らかい対話力思考力 オルセースクールミュージアムで | トップページ | 強烈に動き出した私立中高一貫校 首都圏模試センター主催新市場拡大セミナーで(1) »

中学入試」カテゴリの記事