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香里ヌヴェール学院の生徒の柔らかい対話力思考力 オルセースクールミュージアムで

今月30日(日)まで、香里ヌヴェール学院では、オルセースクールミュージアムを開催している。石川学院長のトークセッションや関西の先生方が集って「STEAM教育と思考コード」というテーマで語り合うイベントなどもある。訪れた子どもたちのためのアートワークショップも盛りだくさんということだ。

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☆しかしながら、開催期間が1週間しかなく、どのイベントにもでることができない。でも、なんとか同校の生徒たちのアートコンシェルジェの姿だけは見たい。

☆そう思って、前の日大阪から帰って来たばかりだが、朝の仕事を終えて、もう一度大阪に向かった。夕刻3時58分になんとか着いた。

☆午後5時までだから、余裕でコンシェルジェのみなさんと対話ができると思ったが、ある先生からあと2分で彼らの仕事は終わりですと言われた。

☆生活指導上、時間を守ろうということになっているから、知らないおじさんのために時間を伸ばしましょうとはさすがに言えないようだったが、コンシェルジェを探して2階に駆け上がった。

☆おそるおそる少しいいですかとお願いすると、もちろんですと快く絵について説明してくれた。

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☆わずかな時間だったが、お気に入りの絵を一枚選んでもらった。光の描き方が実は光そのものではないのに、見事にそれが光に見える仕掛けについて語ってくれた。

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☆また、表現をしているのに表現していないように見える箇所についても照明をあてて教えてくれた。

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☆とっくに4時を回っていたが、2人の男子生徒も快く迎え入れてくれた。ルノワールの上記写真の絵に登場している女性が、他の絵でも描かれている意味について、その物語を語ってくれた。そこにルノワールの女性への愛があるのだが、そういう愛情について語れる純粋な男子生徒にこちらは心晴れやかになった。

☆おそらく、それは私だけではなく、彼らと対話した訪れた人々なら、だれでも感銘を受けただろう。

☆オレセーの絵画に魅せられるのみならず、コンシェルジェの役割を果たしている女子生徒及び男子生徒の対話そのもに共感共鳴共振したに違いない。

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☆彼らの話のコンテンツには、たくさん調べたのだろうなあという努力の痕跡が見え隠れしている。短期間でよくぞここまでと感心しないではいられない。

☆しかし、何より彼らの目のつけどころがおもしろい。素材や技術のコントラスト、異文化のコントラスト、物質的表現と心理的表現のコントラストなど、コントラストの多面体をデザインする視点は、実におもしろかった。

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☆この多角的複眼的知性は、今日会った彼らだけの才能なのだろうか。それとも、PBLやリベラルアーツの現代化という学びを日頃からマインドセットしているから、自然と在校生みなが身につけていることなのだろうか。

☆いずれにしても、香里ヌヴェール学院の生徒はホスピタリティの精神に満ちフレキシブルな対話力を有している。彼らの手中に未来の希望はあると感じた。

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