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立教女学院の生徒の視野&視点

☆立教女学院の教育の表現は、極めてシンプルでストレート。同校のパンフレットやサイトの情報は、広告というより、教育活動のドキュメント。あるいは、ポートフォリオ。

☆学校を訪れてみると、やはり、リアルな立教女学院の生徒の活動に感動するのだが、一度それを経験すると、パンフレットやサイト、そしてなんといっても卒業論文集を読むだけで、その感動が偏桃体を刺激する。

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☆そして、今年のパンフレットは、思い切って多くの在校生のインタビューを載せている。私服で通学してよい学校だから、私服のままで写真も撮っている。これは、斬新だ。そして、その背景は、同校のクールでアーティスティックな空間もいっしょに写っている。
 
 
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☆立教女学院の学びの空間は、空間が在校生の脳を刺激して、知性や感性を豊かにするアフォーダンスの技術が埋め込まれている。それも魅力の一つであるが、なんといっても、生徒がすてきだ。
 
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☆たとえば、国際交流活動をしている高2生が、国際交流で大事なことは語学だけではなく、様々な視点がもてるかどうかだと語るのだ。
 
☆また、ほかの高2生は、東北の応援活動を通して、被害を受けた方々にもいろいろな考え方があることに気づいた。自分たちの思い込みだけで応援活動をするのではなく、まずは多くの人の話に耳を傾けることが大切だと気づいたというその話は、地方創生やグローバルゴールズの応援活動に通じる視点である。
 
☆しかし、たまたま紹介した在校生が、体験を通して、新たな視野と新たな視点を発見できたという特別な話ではない。
 
☆この学びの習慣は、立教女学院の独自かつ世界標準の学びの方法論の成果でもある。

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