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第1回21世紀型教育機構静岡シンポジウム 番外編

☆今日は、大阪のアサンプション国際に行ってきた。カトリック校改革リーダーの高橋博先生に今後のプランを尋ねるためだ。いずれ21世紀型教育機構のサイトにご紹介する。とはいえ、紹介する事柄が溜まってしまっていて、自分の仕事のスピードが緩慢になっているのがちょっと心配。年老いたことのせいにばかりしてはいけないと思うが。。。。。。

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(静岡聖光学院のお御堂。)

 

☆新幹線に乗っている時ぐらい、少し本でもと思うが、10行ぐらい読むと、複数の文脈が広がって、というより妄想がふくらんで、別の世界に飛んでいる自分に気づく今日この頃。
 
☆今も、ふと静岡聖光学院でのシンポジウムを思い出していた。基本私は事務局なので、あまり先生方に声をかけられない。「思考コード」のことについて尋ねられて話しだすと、あっ、あとは石川先生に聞きますからとか、山下さんに聞きますからとか言われて、それが超いいですねと♥その場を離れることもしばしば。
 
☆そういう方に限って、答えを教えてもらうことにいっしょうけんめいで、何が基本かどうでもよいという場合が多い。つまり、「真善美」というアートな感覚がない実務家だ。そのような理事長や校長の学校は、たしかにふだんから応援していないから、お互い様である。
 
 
☆しかし、静岡聖光学院のシンポジウムでは、知り合いの先生方が名古屋や神奈川からかけつけてくれた。思考力セミナーの準備のときに、みんなが少し緊張していたので、ダイアードと≪いいね≫Growth Mindsetのアクティブティをやっていたから、わたくしも解放されていて、何人かと懐かしいといってはハグをし、やったねといってはハグをしていた。側からみていたら、オカシナヤツと映っただろう。
 
☆ふだんは、握手ぐらいで終わるのだが、素面で公衆の面前でハグをしていた。もっとも海外では、普通であるが、どうも異文化理解をしていない自分がいたようだ。
 
☆そんな中で、前回もシンポジウムに参加してくださり、今回も遠くから参加してくださったある学校の理事長がいた。2日前に、ダイレクトに電話で連絡をいれてくださり、参加してもよろしいかと。もちろんですと答えたが、そのとき事務局の私に、なぜ参加するかその重要な理由を話してくださった。
 
☆そして、今回もシンポジウム終了後声をかけてくださった。今年も人気の学校である。なにゆえ、わざわざ来てくださったのか。それは、明日を考えることをやめたらそのとき終わるのだという。
 
☆さすが、渋沢栄一同様私学の系譜の保守本流の家系だ。かつて渋沢栄一のひ孫の雅英先生に呼ばれたので、どうして僕みたいな若造(私だって若い時があったのだ)を招いて話を引き出そうとするのですかと尋ねたことを思い出した。
 
☆雅英先生は、最前線にいるあなたの見ているものは、まだ本になっていないでしょうと返答された。
 
☆また、今回の理事長先生の学校の理事(その学校の理事長ファミリーのメンバー)の先生は、生前、私に「あなたのグローバル観は、浅薄ね。それに、パーティーでは、もっと心開いて話しなさいよ。英語なんて、海外で学ぶものではないわよ。海外に行ったら、そこからもうコミュニケーションとらなければならないでしょう。そのぐらいじゃないと、世界は変えられないわよ」と。もちろん、その先生は英語はペラペラ。私がまだ40歳前後のころである。
 
☆私は、そんな若い(40歳前後は若いかなあ・・・)時に今の自分の物の見方や考えた方に影響を与えてくださった私学人に、目の前の理事長を思わず重ねてしまった。
 
☆とにも、その理事の先生に招かれて訪れた場所こそ、歴代の首相が国土計画を田園都市構想や庭園国家という大名庭園が19世紀末世界に影響を与えた発想の脱構築に思いをめぐらしたエリアだった。その記念すべき場所は、今は、高級マンションになっているが。
 
☆すっかり、思い出話になってしまったが、明日の希望を共有するチームG2Cが本日から動き始めた。メンバーといっぺんにチャットもできている。
 
☆サヴィニーや加藤弘之が明治期法典論争で排除した私学の系譜のマインドを保守しながら新たなマインドに成長させていく若い先生方とアクションを起こすのは、彼らはまだ本になっていない真善美の最近接領域にいるからである。それをいっしょに探す手伝いができたなら、トシのトリガイもあるというものだ。
 
 

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