学校選択の目【19】聖徳学園 世界に誇れる私立学校(続編➁)
☆しかしながら、タブレット1人1台で、ロイロノートで全員がいっぺにシェアできるの授業環境であるがゆえに、学びのスタイルというフォームも自ずと似てくるというのがおもしろい。
☆訪れたときの中3の山田健治先生の授業は、ちょうど学びのスタイルというフォームと思考レベルのフォームの両方がバランスよく≪構造化≫されていた授業で、おそらく聖徳学園を超えて英語の最先端授業のプロトタイプだろう。
☆リスニング、リーディング、文法、プレゼン、ライティング、いわゆる4技能英語がオールインワンになっている。リスニングやリーディングは、タブレットで聞くことができ、読むことができるから、設定された時間内で、マイペースでできる。
☆読解や文法で、わからないところが、あれば、インターネットで調べたり、チームで教え合ったりアクティヴラーニングを活用できる。
☆関係代名詞も、文法的な講義を長々することはなく、言語の性格上、名詞とその説明がファイリングされる構造を、視覚化していくから、生徒もその構造をまねていけばよいわけだ。
☆そして、自分の知っている単語を駆使して、ライティングをして、プレゼンをしていく。知識・理解→応用・論理→批判・創造→・・・という思考レベルのループを1時間の中で一通り通過する≪構造≫にもなっている。
☆これが、1時間の中でワンセットできるのは、やはり1人1台タブレットとロイロノートスクールの環境があることと、アクティブラーニングに思考のレベルのループを埋め込める教師のプログラムデザイン力、それからTESOLという本格的な教授法を学内でシェアしているからである。
☆そして、忘れてはならないことは、素材というかコンテンツを選ぶリベラアーツ的素養獲得のために先生方が日々思考訓練をしているということだろう。
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