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学校選択の目【23】工学院大学附属中高 異次元の教育へ突出 Beyond!

☆工学院大学附属中高(以降「工学院」)は、いよいよ異次元の教育へ突出する。同校は、今の高1からプレ21世紀型教育改革に挑戦した。ハイブリッドインターナショナルクラスは、英語のみならず、理科や数学までイングリッシュイマージョン。新宿キャンパスで高大連携授業も行われている。

 

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☆そのプレ21世紀型教育改革の手ごたえ、またそのインパクトの現高3、高2への影響力も平方校長は感じている。さらに、同校の仲間である21世紀型教育機構で、7年前から21世紀型教育を開始した聖学院の21世紀型教育改革一期生の今春の大学進学実績のすさまじさ、また3年前高校1年からはじめた文杉の現高3の大学合格実績の目覚ましさ(海外大学枠という日本初のフレームを活用)に、平方校長は、21世紀型教育力の凄さを確信した。
 
☆そこで、来春高校1年から、ハイブリッドサイエンスコースを新設し、生命科学をベースとする医歯薬理工のキャリアデザインを強化するコースを立ち上げることにした。工学院大学が、THEの世界大学ランキングで、世界の大学の中で、上位5%にはいっているということも決め手になったようだ。
 
☆また、これからは、創造力を育成する時代だが、創造力というのは、必ずしも知識や論理を前提にしない才能者がいるものだ。今まで、思考力入試でそのような生徒を受け入れてきたが、その色をさらに濃くした本邦初の「Creative入試」を新設することも新たに決めた。来春の2月5日に行う。
 
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☆2科4科の生徒は、知識・理解から始まり、応用・論理、批判創造と自己変容知性を育成する段階を経る生徒を対象にしていた。
 
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☆思考力入試は、やはり同じように成長過程を経るものの、どちらかというと創造的な思考力が優位に立っていて、2科4科ではその力を表現できない生徒を対象にしていた。
 
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☆そうのような入試改革によって、帰国生、英語体験者など多様な生徒が入学するようになり、また海外の多様なプログラムも実施するようになたると、いきなり創造性に昇華してしまう生徒もいることに気づいた。知識から突然、創造性に飛ぶのである。
 
☆なぜそういう生徒がいるのか理由はわからないが、塾にもいかず自然とそうなる生徒がいることに気づいた。そこで、そのような生徒対象に異次元の思考力入試「Creative入試」を新設することにしたようだ。
 
☆しかし、これは、このような生徒の知の多様性に気づく教師がたくさんいる学校だからできるし、彼らが創造性そのものを育成する異次元の教育にチャレンジしているからこそ生まれてくる発想だ。
 
☆工学院の異次元の教育に期待したいし、市場もまたこのような学校を応援し、市場自らが、異次元の教育を欲するようになればよいと思う。それが希望の光となるだろう。

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