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新しい希望☆チームG2C 立ち上がる

☆昨日、9月26日(火)夜、GLICCで、チームG2Cが立ち上がった。私立学校の先生、起業家、企業人がつながって(a concerted effort)、学びの何か(X)を生み出すチーム。

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<左から太田 晃介先生、神崎 史彦先生、北 一成氏、酒井 淳平先生(サイバースペースから)、山下 一氏、金井 達亮先生、児浦 良裕先生(右奥)、鈴木裕之氏(右手前)。もう一人の仲間である田中 歩先生は、急遽海外から知人が来たので、国際交流のため今回は参加できず。 >

 

 

☆このチームは、もちろん教育関係の創発チームであるが、初等中等教育にこだわらない。だから、学校からの創発ではなく、様々な領域とつながる新しい学びの空間を形成する。
 
☆どこか一か所の物理的空間で活動するというより、リアルスペースもサイバースペースも往復する。その多様な空間を行ったり来たりするつながりのその都度のケミストリーが瞬間的に新しい学びの空間を創発する。
 
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(金井先生のワークショップからはじまる。テンポは序破急。アダージョからゆったりとはじまった。ケイオスの泉が静かにさざなみを広げていく。)
 
☆勉強会ではないので、その新しい目に見えない空間をワークショップ化する瞬間を形成するのに必要な自己マスタリーは、1人ひとりがそれぞれの経験空間の中で学ぶことにしている。
 
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(京都の酒井先生は、webを通して参加。コミュニケーションは時空をワープできると改めて感じ入った。)
 
☆G2Cでは、あくまでオリジナルなワークショップを生み出すこと。かなりユートピア発想で、あるテーマなきテーマから出発して新たなテーマが生まれるけれど、それは一つではない。各人が見出す。しかし、それでいて、一つのテーマがたしかにそこで共有共感ができている。コミュニティシップの種なのかもしれない。
 
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(ケイオスが、コスモスにシフト。そして脱コスモスへ。)
 
☆そういう意味では、メタワークショップとでも呼ぼうか。今のところ体験しなければ実感できないけれど、そのうち組織的に広がっていくだろう。もちろん、この組織体は、機械モデルではなく、生態系モデル。
 
☆自然と社会と精神の生態系モデルだから、組織×経営×学びの有機体が進化することになるというようなイメージ。
 
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(ミネルバ大学のアクティブラーニングフォームとまではいかないが、パソコン2台、スマホ1台で、学びの越境空間はなんとかできた。)
 
☆人間とは何か?それは2000年以上も前から、Xのままだ。そのXをいつしか求めずして、近視眼的な借り物の目標を次々と立てて、次々とクリアしてあるいはクリアできず一喜一憂しているのが、私たち人間ではあるけれど、それもまた人間。しかし、Xというシステムの中の一つのモノであることをリフレクションして、モノからシステムに思いを馳せるのもよいのでは。
 
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(初秋の夜、学びのマジシャン金井先生の両掌の間に見えない何かを仲間はたしかに見た。次回は忍者児浦先生。どんな術を共有するのか。今からわくわく。)
 
☆このモノの背景にあるシステムという関係態は、フラクタルだし、トポロジー的だし、アメーバー的だし、複雑系だし・・・。
 
☆永遠に成長するシステム。AIと共生しながらも、一歩先に成長する。ちょっと風変わりな永遠に創発する組織モデルになるかもしれない。希望がある。希望がない。希望がある。希望がない・・・でも大丈夫。希望はないところに生まれてくるものである。
 
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(空間を別室へ。さすがにまだこれはサイバースペースと往復できない。どこでもドアが欲しいと思った。酒井先生、田中先生、今度またねと思いつつ。知の饗宴楽しんじゃったのである。)
 
☆いったいこのチームの成果物はあるのか?と性急な問いを投げかけられるかもしれない。しかし、その性急さも、G2Cの仲間が生み出すX1、X2、X3・・・X∞のBeyondの速度に追いつくことはないだろう。永遠の瞬間の中でのアダージョだから。
 
☆神崎先生が、リンクメイカーとしてリーダーシップを発揮していくチームG2C。今後の成長をご期待あれ。
 

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