未来を創る私学人
☆いずれの学校も21世紀型教育機構加盟校として、≪C1英語×PBL×ICT×リベラルアーツ≫を教育方法論のベースにして、さらに独自の教育活動を生み出している。
☆重要なことは、この方法論が、機構という限られた枠ではなく、世界標準であるということ。つまり、グローバル教育の基盤ということであるが、日本の教育は、ドメスティックな政治の枠組みに収められ、私立学校がよって立つグローバル教育はそれに収まらないという現状認識なのだ。
☆これは、グローバル教育は、経済の発展との相克の中で創意工夫されるのに対し、文科省の枠組みは、どうしても日本の政治という垂直権力の枠組みに左右される。
☆ところが、経済はグローバルな水平的な広がりをどんどん促進するので、その文科省が指示する枠組みを、日日単位で超えていってしまう。
☆このズレを、どのようにとらえ返し、私立学校はどの道を邁進するのか、対話は拡散と収束を何度も往復した。
☆国の枠組みとグローバルな枠組みのズレ。端的には政治と経済のズレ。ここをとらえ返し、葛藤ではなく、どのように昇華していくか。
☆子供たちは、すでにグローバルな経済社会の中で生きているわけであって、このズレを意識しない教育だとしたら、教育と生活の葛藤が起きてしまう。
☆いや、本当はすでに起きている。それを解決するには、まず土台として≪C1英語×PBL×ICT×リベラルアーツ≫をベースにしながら、いったい何をなすべきか。
☆教育と生活の交差点から、私立学校の教育は活路を見出さなければ、グローバルな経済生活領域に背を向けて教育を形作ってしまう。
☆あるいは、グローバル経済に流されれば、教育はないがしろにされる。このパラドクスをどのように解き明かすか。
☆今再び果てしない物語が始まったのだ。内容については、いずれ21世紀型教育機構でご紹介する。
| 固定リンク
「21世紀型教育」カテゴリの記事
- 石川一郎先生のメタファー対話(2021.08.22)
- 学習指導要領の再定義の必要鵜性?(2020.08.28)
- ホンマノオト21に移動します。(2018.07.25)
- 【CoMe世代】2006年以降に生まれた子供たちのためにヒューマン・プロジェクトを立ち上げよう。この10年間で、デストピアかユートピアかが決まるのだ。(2018.07.19)
- 【聖学院 生徒の未来を創るコンフォートゾーン(2)】(2018.06.28)
最近のコメント