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10月29日首都圏模試「最難関模試」保護者会レジュメ(1) in 海城

☆10月29日(日)、首都圏模試主催「最難関模試」。その会場の1つである海城学園での保護者会のレジュメをメモしておく。スピーチの大きな柱は次の3つ。ただし、Ⅲについては、入試問題例が山盛りなので、別の機会にまとめたい。
 
Ⅰ 変化の兆候
Ⅱ 学校選択の視点
Ⅲ 入試問題の意味
 
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(三田国際のPBL型授業シーン)
 
Ⅰ 変化の兆候
 
1)Mの衝撃
 
①ミネルバ大学出現:学費を抑え、移動式探求、オンラインでアクティブラーニング、思考力重視、毎日がフィールドワークとディスカッション、プラクティカルなカリキュラム
 
②ミッションUの出現:学費は出世払いの大学、プラクティカルな探求
 
2)カーン・ラボ・スクールの影響
 
①カーン・アカデミーは、世界に影響を与えたオンライン無料授業の提供
 
②その創設者が「カーン・ラボ・スクール」を設立。その学びの空間が、完全アフォーダンス発想。
 
3)この兆候の意味
 
☆おそらく、ミネルバ大学やミッションUの機能は、ハーバード大学やスタンフォード大学も部分的に導入するだろう。
 
☆オンラインとリアルな学びの両方は当たり前になる。つまり、そうなってくると、思考コードやメタルーブリックのようなサイバースペースとリアルスペースをカリキュラムにつなぐ共通媒介項が必要になる。
 
☆とくに、リアルな学びは、フィールドワークの場合は、過剰なほどの情報がそこかしこにあるが、学校の場合は、た打の箱ものだと、それがない。では、情報はどこにあるのか?図書室やインターネット?
 
☆実は教師と生徒の対話、生徒が一人で思考の世界を経めぐる過程にこそある。そのためには、対話が広がる空間、自分ひとり思考を巡らせる空間が計画的偶然セ性を醸し出すように仕掛けられていることが必要。
 
☆ミネルバ大学では、プラクティカル・ナレッジ(論理的。批判的・創造的思考)と呼んでいる。あるいは、プラクティカル・ウィズダムと言い換えることもできるが、いずれにしても思考力をめぐって議論が深まっている。
 
☆それと、学費問題。ファンドをいかに創出するか。これは税制度の問題もあるから、実は国をあげて構造改革を行う転機になるだろう。
 
☆そして、このような動きのスピードに、日本の国立大学は追いつけないから、私立大学に期待がかかる。しかし、当面は難しい。よって、海外大学への道が加速する。すでに、2013年から開成はそのように動いているし、海城や日比谷もそうなるだろう。
 
☆もっとも、学費の問題があるが、それを解決するために、世界で最も安心安全な都市東京に、海外大学が再び進出することもあるだろう。もはやキャンパスはいらないというのは、ミネルバ大学が証明しているし、出世払いのミッションUスタイルを活用するところもでてくるだろう。
 
 

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