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10月29日首都圏模試「最難関模試」保護者会レジュメ(2) in 海城

Ⅱ 学校選択の視点
 
1)Mの衝撃、Kの影響は、私立学校にも及んでいる。というよりも、問題性を共有しているといった方がよいだろう。学費の問題の解決策の一つとしては、すでに私立学校は特待生制度を設定している。今後は、しかしながら、また違う新しい方法が開発されるだろう。
【テトラ教育力】
 
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2)ミネルバ大学のアクティブラーニングフォームではないが、ICTとPBLの授業は、21世紀型教育の一環としてものすごい勢いで拡大しているが、今回の「最難関模試」対象校は、一見するとまだまだ。男子校だと海城学園、女子校は、難関校リストの学校ではまだ存在しない。共学校だと慶応義塾湘藤沢。
 
早晩、かつての鴎友学園女子や渋谷教育学園グループのように、最難関校リストに侵入してくる未来の学校は、ここを120%実践している。このリストはいずれ。
 
しかしながら、当面、今の最難関校がポジショニングをキープできるのは、ICTは授業でそれほど使っていないが、高次思考力を実行しているからだろう。
 
高次思考といっても、Bレベル「応用×論理」までとCレベル「応用×論理×批判×創造」まで行っている2タイプがある。さすがに今回の対象校の中にAレベル「知識×理解」で終わっているところはない。
 
Cレベルまで、カリキュラムで意識している学校は、今回の最難関対象校の中では、男子校 女子校、共学校(テトラスコア順)で並べれば、
 
海城
麻布
慶應義塾普通部
武蔵
早稲田大学高等学院
筑波大学附属駒場
 
 
鷗友学園女子
女子学院
フェリス女学院
立教女学院
 
慶應義塾湘南藤沢
渋谷教育学園渋谷
渋谷教育学園幕張
 
3)また、Mの衝撃やKの影響と共有している問題意識は、英語4技能。英語ができなければ、多様性の中でディスカッションができない。CEFR基準でC1は必要だ。
 
しかし、今回の「最難関模試」の対象校リストの中では、海城と洗足学園、慶應義塾湘南藤沢しか、そこま意識は高くない。
 
この点において、未来の学校のほうが、覚悟が違う。早晩、B2レベルの最難関校は、追いつき追い抜かれる。
 
4)ただし、高次思考力が育っても、B2以上の英語4技能が育っても、教科横断型とか学際的な知が育っていないと、2020年以降の学びの環境(日本国内の学びの環境は世界と結びつかざるを得ない)で役に立たない。
 
したがって、リベラルアーツの現代化(哲学×STEAM教育)が行われている最難関校は、この環境に対応できる。
 
海城
麻布
慶應義塾普通部
武蔵
早稲田大学高等学院
筑波大学附属駒場
開成
暁星
 
鷗友学園女子
女子学院
フェリス女学院
立教女学院
洗足学園
横浜雙葉
 
慶應義塾湘南藤沢
渋谷教育学園渋谷
渋谷教育学園幕張
青山学院
市川
お茶の水女子大学附属
慶應義塾中等部
筑波大学附属
明治大学付属明治
早稲田実業学校中等部
栄東(東大Ⅰ)
 
☆実は、最難関模試の対象校は、必ずしも図のようなテトラ教育力を豊かに形成していなくても、ブランド力とこのリベラルアーツの現代化がある限り、なんとかなる。というのは、英語4技能は塾予備校でなんとかなる。
 
☆ICTは、すでに家庭で活用しているから、生徒にとっては日常的なアイテムになっている。
☆とすれば、このような学校は、リベラルアーツの現代化とそれと連動する高次思考を学ぶ環境さえあれば、当面持ちこたえられる。
 
☆このような危機感を察知しているから、海城学園は、上記の図のようなテトラ教育力を十全に整備するのだ。
 
☆テトラ教育力の高いスコアのリスト(最難関校+21世紀型教育校)は、当日お見せしたい。

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