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10月29日首都圏模試「最難関模試」保護者会レジュメ(了) in 海城

補足)図表編 保護者会で提示した図表の中から、幾つか。
 
【テトラ教育力のシンボル】
 
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【思考の深さ。日本と世界のギャップ】

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現状の日本の教育における思考の深さは、世界と比べるとこんなにギャップがある。東大や早稲田、慶応だって、この思考の深さで合格できる。しかし、世界ランキング上位の大学や、今話題を呼んでいるミネルバ大学などは、高次思考まで求められる。

よって、IB(国際バカロレア)は、当然高次思考を学ぶカリキュラムになっている。これはIB機構自身が明快に表明している。

したがって、現在の公立学校で、というか学習指導要領では、この世界との教育格差を縮めることはできない。それゆえ、SGHやIBを特別な学校に予算をあてて乗り切ろうとしている。が、ますます国内での教育格差が生まれてしまう。二重の教育格差が生まれているというのが現状。この教育格差の背景には、先進諸国でも教育予算がめちゃくちゃ少ない日本ということがある。そこは、世界からそれでよいのかと突き付けられている。それで教育無償化という話なのかもしれないが。。。

それはともかく、私立学校でも、自前で創意工夫できない学校は、IBを導入している。たしかに効率がよい。一方自前で創意工夫できる学校がある。それがテトラ教育力スコア9、10の学校。

何が違うか、学費である。IBは学費が高くなる。公立学校は補助が出るから関係ないが。

いずれにしても、2020年大学入試改革や次期学習指導要領で、世界との教育格差を縮めようとしているが、国立大学で少し行われる程度の可能性がみえてきた。次期学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」という抽象的な文言にすり替わり、低次思考でも深い学びと言えるように巧みな仕掛けが埋め込まれている。

そういう意味では、公立学校ではIBが救いの手にならざるを得ない。一方、私立学校は、IBを超える教育を創意工夫する以外にサバイブできる道はないだろう。IBを導入した場合、相対的に学費をいかにおさえつつという創意工夫になる。まともに導入したら生徒募集が困難になる。

高次思考を盛り込む教育力と学費を相対的に抑えるというジレンマをいかに乗り越えられるか。その挑戦が、私立学校を強くするともいえる。

 

 

【テトラ教育力が描く成長】

 

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【テトラ教育力のスコアの分布表(最難関模試対象校)】

 

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テトラ教育力スコア3あるいは4、つまり、「B1英語」「Aレベル思考コード」「環境順応型知性」で、東大、早稲田、慶応大学などの大学に合格することはできる。しかし、最難関校をはじめ、多くの私立学校は、それ以上の教育を行っている。

今回の最難関模試対象校の60%は、スコア7以上である。そして10あるいは9は29%。このスコアの学校は、今後日本を牽引していく。

さて、今回の対象校にはいっていない学校で、テトラ教育力スコア10あるいは9の学校が29校ある。1986年に現在の保護者が小学生だったころ、偏差値60以上のゾーンになかった学校が今女子志望者校で57%、男子志望者校74%が、そのゾーンを占めている。

同じように、この29校が、いずれそのゾーンになだれ込む大きな変化が起こる可能性もあるのだ。

【最難関模試対象校とそれ以外でスコアが高い学校のスコアリスト】

男子校・女子校・共学校<五十音順<スコア順

 

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【最難関模試対象校の思考コード分析表】

首都圏模試センター調べ

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